プレイステーション3で発売中の「解放少女SIN」をクリアしました。
・魔法の少女シルキーリップ
・マリカ 真実の世界
・THE裁判員
・Aランクサンダー
・ひみつ戦隊メタモルV
などで知られる異能のゲームクリエイター、遠藤正二朗氏の最新作です。(構成、設定、シナリオ半分以上を執筆)
ゲームを開始すると、まずは、バックログの呼び出しがボタン一つで出来なかったり、クイックセーブが無かったり、そのくせ文字スキップにボタンが二つも割り当てられてたりと、操作系で若干イラっとします(笑)
舞台は、中国ならぬ「大国」との戦時下の新日本国。
ガンパレ以上、マブラヴ以下くらいの緊迫感ですかね。
大統領および主用閣僚は全員美少女、しかもロボットに乗って戦う。という実にに90年代チックな設定(レディファントムとか、はるかぜ戦隊Vフォースとかありましたな)の中、それを逆手にとってインフレ的に衝撃度が上がっていく驚愕のストーリー。
とにかく、ビックリすることしか起こりません(笑)
最初は呑気な話から始まり、続いて「うーん、ちょっと後味が悪いなぁ」と思い始めるや否や、すぐに激流に放り込まれ、最終章まで翻弄され続けます。
ミステリ的にも、かなりイイ感じの仕掛けが使われてたり、ストーリー面はもろもろ練り込み十分…なんですが、「ストーリーは凄いけど、ゲームの作りが粗くてイラッとする」典型的ないつもの遠藤作品になっております。
本人はシナリオ書いてるだけで、そこの部分関わってないのになぜなんだ?!(笑)
正規のエンディングにたどり着くまで、とにかくめんどくさいことこの上ないのですが、シナリオは面白いの一言。
発売して1か月弱が過ぎたもののレビューは全方位的にボロカスで、そろそろ安値になると思われます。
みんな買ってあげて!!