2014年1月16日木曜日

アカレンジャーとキャプテンウルトラとゴーカイイエロー 「スーパーフェスティバル64」

12日に、九段下の科学技術館で行われた「スーパーフェスティバル64」に行ってきました。

一言で説明すると、「特撮関係者トークショー付きのオタ系グッズフリマ」
歩いていると、フツーに韮沢靖やきくち英一、桜井浩子とすれ違うイベントです。

かつては隆盛を誇った「オタ系フリマ」も今ではすっかり寂れて、生き残ってるのはここくらいのような。
「宝島コレクションマーケット」とか好きだったんだけどな…

フリマを見て周ってると、「ヒューマン・ガスTシャツ」という、あまりにも素敵すぎるアイテムが売ってたので購入。
俺は砂漠の王!偉大なる指導者!!!


フリマと人の群れを掻き分けてたどり着いた「特撮アーカイブ」
最初に聞いたのは、誠直也(ファイヤーマン)&三ツ木清隆(白獅子仮面)のトーク。
「誠直也に『アカレンジャー』と呼ぶと怒鳴りつけられる」という特撮都市伝説がありますが、「いくらなんでもそれはないだろう…」と笑い話として聞いていたところ、この日、本人の口からそれが事実として証明されてしまいました(笑)
ちなみにファイヤーマンで主演した時は、大学出たての20代はじめ。とてもそうは見えない…。

三ツ木氏はやはり「光速エスパー」の話など。
番組を見れば、ずっと顔出しでアクションも吹き替え無しなので、拘束時間がえらいことになるのは見当が付きますが、当時は中学生。まあ現在ではありえませんなぁ。

歌のコーナーもありましたが、歌は森進一チックでした。




続いては中田博久(キャプテンウルトラ)
キャプテンウルトラについては、これまでのインタビューとかぶる部分が多かったのですが、

過酷な撮影で着ぐるみに入ったまま気絶したスーツアクターが、誰も気づかずそのまま放置され全員帰宅。誰もいない深夜に目が覚めたあと、ひとりでは脱げないので怪獣の着ぐるみを着たまま守衛室を訪ねた。
と言うエピソードは最高でした(笑)。守衛さん、怖かっただろうなぁ…

また、以前から聞いていた「ゼロ大帝(仮面ライダーアマゾン)は撮影が1日2日で終わってしまい、ものすごくラクな仕事だった」というのも、ご本人の口から事実であることが確認されました。

「偉そうにして、『行け!!』とか言ってるだけだから楽しいよね(笑)」

ゼロ大帝が楽だった一方、メイスン(超電子バイオマン)は「最初は基地で命令してるだけだったけど、『人気が上がった』とかでロケが多くなっちゃって…」とのこと。

バイオマンは今年で30周年ですから、別の機会でも中田さんのお姿を拝見する機会があるやもしれません。


そしてトークショーの最後は、「ヌイグルマーZ」の出演者&監督。
直前になって市道真央(ゴーカイイエロー)の参加が発表されたせいか、お客さんは一番多かったような。


「誠直也さんのサインをもらうために来ていた」特撮の轟音ギタリスト、NARASAKIさんもサプライズ参加。
帽子、マスク、眼鏡という風体で「僕、変質者みたいじゃないですか?」(会場笑)と言ってたけど、どこからどう見ても(略)
それにしても生ゴーカイイエローは可愛かった…。
撮影で苦労した点を聞かれて、「敵が来ると反射的に身構えちゃって、『あ、今回は(役が)違うんだ』って」(笑)などと言ってて萌えました。

公開まであと1週間、新宿のバルト9ではすでに特設コーナー設置済み。
初日の舞台挨拶とか、ぜひ観にいきたいもんです。