2014年6月29日日曜日

ピグマリオン、再昇級初戦

ピグマリオンが、28日の函館競馬12レース、檜山特別(ダート1700m)に出走しました。
ひさびさの1000万下ですが、この条件でも好走していたことや前走の内容、ハンデ戦で54キロと、これまでの競走生活で最も軽い斤量などがあわさり、ここでも期待をしていました。

レースでは五分のスタートを切ったものの控える形に。
淡々とした流れの中で、「画面に出てこないな…?」。と思っていたら中団よりも後方を進んでいるではありませんか。

「こりゃダメかも」と半ば諦め混じりに見ていると直線でも伸びずに6着。


陣営のコメントは以下の通りでした。

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6/28  函館競馬場
28日の函館競馬では道中後方から進めるも、勝負どころで砂を被った影響もあり最後まで目立った脚を使うことができず6着。

「スタートは出てくれているのですが、その後にスッとまわりの馬が来たのでそのタイミングで控えました。狙いとしてはそこで上手く溜めを作って流れたところを追いかけたかったのですが、思ったよりもペースが落ち着いてしまいましたし、勝負どころでは砂を被って頭を上げてしまいました。能力的にはスムーズに行ければ違ったはずですし、上手く運べず申し訳ありません」(菱田騎手)

「結果的にはもう少し前で流れに乗りたかったですね。レース後にジョッキーと話をしただけでなく何度もパトロールモニターを見ましたが、スタート後にまわりが出て来ましたし、菱田は乗れるジョッキーで、判断、切り替えも早いからこそ下げたのでしょう。その気持ちは理解できます。ただし、結果につながらなければいけません。下げるにしても、あそこでもう少し主張しておいてコーナーに入る前のタイミングくらいで控える形でも良かったと思います。過去の走りでは、前半にあえて砂を被せて折り合いをつけることがありましたが、今日はちょうど勝負どころでそれが顕著に出てしまい、直線の大勢がほぼほぼ決まってしまっていて、最後まで力を発揮できませんでした。ちょっと不完全燃焼になってしまいレース後にケロッとしていましたし、やはりレースが流れなかったのが響きました。具合がいいのでここでもと思っていましたし、会員の方々には申し訳なく思います。権利がないので現状では確実なことは言えませんし、何よりも馬の状態次第ではあるのですが、できるなら続けて競馬を使って今日の悔しさを晴らしたいですね」(加藤征師)

小回りのダート1700mでは2戦目でキッチリと結果を出してくれましたし、昇級初戦とは言え期待がかかりましたが、道中に流れに乗れなかったこともあり、最後もまわりと同じような脚になってしまいました。この後はレース後の状態を確認してから続戦するか、放牧を挟むか検討していきます。
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今までの500万条件だったらこれでも2着3着には来ていたものが、この1000万条件では5着6着になってしまう…と言う事なんでしょうかね。
今回は菱田君の騎乗もマズかったと思いますけど。

この条件を勝ち上がるには、いろいろなことがうまく回らないと難しいかもしれませんが、500万の沼を脱した今、特に焦りも無くのんびりと見ていられます。

とはいえ今後にも響くので、せめてもうひとつ上の着順は取ってほしかったなあ。