2012年10月30日火曜日

アロヒラニ12着

アロヒラニが、10月27日の新潟競馬7レース、3歳上500万下(芝1800m)に出走しました。

スタートしてからあまり前に進んでいかなくて、ほぼ最後方に近いポジション。
直線に入ったときにはすでに「こりゃダメだ」という感じでした…
結局12着。今回もいいところがありませんでした。もどかしいなぁ


公式コメントは以下の通り(クラブより許可を受けて掲載しております)
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10/27  久保田厩舎
27日の新潟競馬では後方からじっくり進める。直線は外目に進路を取りじりじりとした伸びを見せるが前を捕らえるほどではなく12着。

「調教師からは出たなりのポジションから終いを伸ばしてほしいとリクエストされていました。ただ、進んでいかないくらいでした。直線も脚は使っているのですが、どこか気にしているような感じでした。ソエがあるようですし、もしかしたら幾らかチクチクしているのかもしれません。前走はモタれがキツかったわけですが、今回はまっすぐ走れていたように口向き云々はそこまで気になりません。お兄ちゃんもいい馬ですし、弟もいい競馬をして、いい結果を出したかったのですが、申し訳ありません」(丸田騎手)

「体は減っていましたが、北海道の頃は少し立派に映るくらいでしたし、今回の体つきを見てもそれほどガレているようには感じませんでした。段々とラロメリアに似てきているように感じるし、こういう体型で切れを増せればいいだろうという思いを持って送り出しました。競馬は直線が長くなることを考えて中山コースのようなイメージで乗るのではなく出たところでじっくり進めて終いを伸ばすような乗り方をしてほしいと話をしました。ただ、結果的には前へ行った2頭がワンツーを決めていますし、後ろから行った馬たちには厳しい展開になってしまいましたね。丸田の話だといくら自分で加減しているような走りでもあったようだし、ソエが抜け切れていないのももしかすると影響しているのかもしれません。直線の走りを見る限りでは極端なモタれもありませんでしたし、前回のような苦しさはあまり見せませんでした。左回りであったことが良かったのか前走が体が重たくて苦しかったのかは何とも言えませんが、苦しいところをひとつずつなくしていってこの馬本来のいい走りをできるようにしていき、結果を出せるようにしていきたいです」(久保田師)

中間の感触からまだ本調子にまでは至っていなかったかもしれませんが、この馬の能力と左回りに変わることに期待をして臨みました。結果的には展開が向かなかったですし、直線でも他馬との兼ね合いから苦しい格好で走らされたのも否めなかったでしょう。ただ、ラスト3ハロンで33秒台の脚を使えていますし、力がまったくないわけではありません。ソエなどしっかりし切れていない部分も抱えていますし、不安を解消すればあっさりと巻き返してくれることも期待できるはずです。このあとは冬場に差し掛かり芝の適鞍も少なくなりすぐの出走が難しくなりますし、身体的なケアの期間も設けたいという考えを持っていますので、今のところこのあとは様子を見たうえで放牧に出して立て直す方針を持っています。
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「後方待機の指示を出したらスローになって前の2頭がワンツー」とか、なかなか腰が砕ける話です…
レース見て落ち込んだけど、公式コメントを見てからレース内容を再確認してみると、1~14着までは着順表示が「クビクビアタマクビ…」とカタカナしかない僅差(1着と12着は0秒3差)で、自身も全馬のうち3番目に早い上がり(33.5)を使っているので、着順ほど落ち込むこともないのかもしれません。
※レース結果
http://www.umadb.com/uma/au13695/history/race/r201210270707/

とはいえ前走がソエで負けたのに、今回も「ソエが抜けきれていなかったかもしれません」というのはこちらの眉をひそめさせるには十分なコメント…
どうも立て直しに入りそうですし、今年はこれで終戦でしょうかね。

去年末に勝ち星を挙げた時はここまでグダグダになるとは予想できず。
なんとも実りの無い1年になったものですが、もとから晩成という触れ込みでしたし、来年には兄のようにうまく立て直してほしいところです。