2012年10月21日日曜日

オクターブユニゾン6着

10月20日の未勝利戦(京都芝1800m)でオクターブユニゾンが復帰しました。
8頭立てと少頭数に恵まれ、騎手も外人を用意(メンディザバルというのが微妙だけど)
できれば掲示板を取ってほしいというのが戦前の思いでした。
馬券は怖すぎて100円ずつしか買えず(笑)

デビュー前はトレセンでの馬体細化に悩まされていましたが、放牧をはさんだ今回は476キロと、+18キロでの出走。トレセン入厩前は478キロだったので「戻った」というプラスの印象です。

レースでは、やや遅れ気味のスタートながら先行集団にとりつきますが、4コーナー前からペースが上がると置かれていって6着。
※クラブからの公式コメントは以下の通りでした(キャロットクラブ様より掲載許可を受けております)


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10/20 高野厩舎
20日の京都競馬ではゆっくりしたスタートからジワッとポジションを上げ、2、3番手の外を追走。直線もしぶとく脚を使ったが最後は力尽きて6着。
「スパッと切れる脚はないけれど、自分のペースで行ければしぶとく脚を使えるタイプですね。道中まったくかかるところはありませんし、距離はもっとあった方がいいように思います。追ってからフラフラしたり、まだメンタルが子供ですが、久々を使って変わってくれるでしょう」(メンディザバル騎手)

「馬体は先々でもっと増えてもいいと思っているぐらいなので、プラス体重はいい傾向と思っていました。ジョッキーの言うように、距離はもっとあってもいいタイプ。最後離されてしまいましたが、新馬戦よりはきちんとレースをしていたし、次につながる内容だったと思います。今日は少頭数でスローペースでしたから、ゲートが遅くてもジワッと好位につけられましたが、前々でしぶとい脚を活かすためにも今後はスタートが課題になってくるでしょう。このあとは馬体に問題なければ使っていきたいと思っていますが、精神面の状態を見て短期放牧を挟むことも検討します」(高野師)

まだ精神的に幼いところを見せてはいますが、初戦に比べるとしっかりとレースができていましたし、競馬を経験しながらさらに良化が見込めそうです。このあとはトレセンに戻って馬体を確認してから検討します。
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うーん、この頭数なら、もうひとつ上の着順はほしかったな~
「馬体回復」「レースで先行できた」というのが今回の収穫、というかまあそのくらいか…
とはいえ、このまま順調に使っていければいずれ勝負になる時もでしょう。来年になりそうだけど。

調教師に対しては、正直「レース2週間前に帰厩」「追い切り2本で出走」というテンプレ通りの使い方なんであまり好印象が持ちづらいなぁ…
いずれにせよ、馬も人も長い目で見ていく忍耐力が必要になりそうです。