http://www.bandai-museum.jp/
「おもちゃのまち」という駅ですが、駅からは特に案内の看板もほとんどなく「この道で合ってるのかな…?」と不安を抱きつつ10分弱歩くとたどり着きます。
車向けの案内看板はいくつか出ていたので、地方の車社会っぷりを見せ付けられました。
入口には、ゴーグルロボ、ターボロボ、ゴセイグレート、そしてグレートファイブの戦隊ロボがお出迎えしてくれます。ファイナルオーラバースト!
エントランスホールには、RX78ガンダムの実物大Aパーツ。
お台場ガンダムのおかげで色あせた感がありますが、こっちは大河原テイストってことでひとつ。
「無敵ロボ!」と歌われてるにも関わらず、壊されまくっていたジェットイカロス。
私が一番好きなバトルフィーバーロボ。これを越えるロボットは今でも出てないように思う。
戦隊ロボの隣にあるのは、英国の博物館から譲り受けた炭鉱ジオラマ「モデル・コールマイン」
1924年の大英帝国博覧会に出品されたもので、全方位・地下まで奇形的に作りこまれた英国らしい逸品。ミニチュアが注目されている昨今、これは見る価値ありますよね。
「ワールドトイミュージアム」。世界のおもちゃ約7000点を収蔵。
おもに列車、船、飛行機。そしてテディベア。
「ホビーミュージアム」
ガンダム関係。バンダイ工場の紹介なども。
富野さんの立体作品「ZAKUの夢」。まあどうでもいい感じです……。
「エジソンミュージアム」エジソン年表や白熱電球、映写機、蓄音機など発明品の数々の展示や解説。アイテム数約3000点。
そして本番。「ジャパントイミュージアム」。アイテム数約20000点!
入るや否や「なぜ最初が太陽の使者?!」と面食らいますが、ルーヴル美術館に展示されていたという曰くがあったようです。
「日本の戦後復興に、おもちゃが大変な貢献をしていた」って話。
定番のブリキのおもちゃから野球盤。銀河鉄道やダイアクロン…とざっくりなんとなく並んでいます。
かつて、うちの親が間違えて買ってきた「ダイアバトルス」も。
まさかこいつともう一度会うことがあるとは……懐かしすぎます!!(号泣)
さてここからが本番。80年代以降のライダー玩具。
てつを!!!
そしていよいよ、オッサン感涙の超合金コーナーへ。
いま見ても完成度の高いボルテスV。右の超合金魂は持ってます。
村上克司の力作、ダルタニアス。「胸ライオン」の嚆矢ですな。
チェンジレオパルドン!
大ヒット商品、ゴーディアン。
当然私も持ってましたが、ガービンの胸がすぐ取れちゃうんだよね~…。
顔のXが無残にも欠けちゃってるビッグダイエックス。
これ結構高かったような…。
ビデオ戦士レザリオン。マトリックス・イン!
レーザーバトルギア装着仕様も並べてほしかった。
ゴールドライタンシリーズ。どこに行っても売ってなかった覚えがあります。
そんな定番の連中から、
もちろんメタルヒーローもいますよ。
時代はLSIゲームやテレビゲームへ。コブラはみんな持ってたよね~。
このアルカディアは動くのかしら…?
…セ、セガバンダイ(小声)
最後は女児玩具コーナー。まあベルサイユのばらからセーラームーン、プリキュアと定番のラインナップが並んでいますが、ガラスケース丸々ひとつ使っているのが「キャンディ・キャンディ」。
どうもこのタイトルを見ると苦笑してしまうのは擦れたオタクの悪いところですな。
最後に、表にある世界初の蒸気自動車「ベンデル・プリンセス号」。
ナポレオン時代に作られたものなんですと。なんだかトラクターのようです。
都内からも2時間半かかりますが、一度見ておくとよい施設だと思う。
そして、ここへ行く前には、この本を読んでおくとよろしいでしょうな。
ズラリと並んだ超合金の数々を見ていくと、「ああ、俺って何もかもをねだって満足してなかったダメな子供だったけど、うちの親は結構買ってくれていたのだなぁ…」と、親の愛情を感じてちょっと目が潤んでしまいましたよ。うん。