2016年11月13日日曜日

グローブシアター、評判馬の揃ったデビュー戦を快勝!

グローブシアターが、11月13日の京都5レース新馬戦(芝1800m)に出走しました。
馬体重は438キロ。募集時が441だったので、それよりも体重が減ってしまいました。
うーん、こういうのは牝馬なら珍しくないけど、牡だとちょっと不安になります。

相手はディープインパクト産駒4頭に、G1馬の弟のステイゴールド産駒を含めた17頭立ての多頭数。
「今年一番メンバーの揃った新馬戦では?」と思われる中、1番人気に推されました。

レースではなかなかのスタートをしてスムーズに中団から進みます。
3~4コーナーにかけてスーッと進出、直線に入ると後方から追い込んできたステイオンザトップの方が勢いが上に見えましたが、迫られた瞬間、弾けるようにグングン伸びてみごとにデビュー戦を快勝!
陣営のコメントは以下のとおりでした。
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11/13  角居厩舎
13日の京都競馬では五分のスタートから中団につけてスムーズに流れに乗る。3コーナーから促しつつ直線を向くと、最後はひと追いごとにしっかり伸びて優勝。


「スタートを上手に出てくれて、道中もスムーズに追走できました。3コーナーでちょっと頭を上げるようなところがありましたが、そこから促してまたハミを取ってくれましたし、最後までいい脚を使ってくれました。完成度の高かった兄たちに比べるとまだまだ成長途上で、その分これからが楽しみです」(福永騎手)


「ありがとうございました。兄たちに比べると小柄ですが、さすが血統馬ですね。あまりカーッと燃えすぎるところもなくスムーズに競馬ができたのは何よりです。この後については、まずは馬体をチェックしてからになりますが、今のところは年内にもう一戦するつもりで考えています」(角居師)


追い切りでは目立った時計を出していたわけではありませんが、ジョッキーも好感触を持っていましたし、レースではさすがと思わせるセンスの良さを見せてくれました。成長途上でこのレースぶりですから、今後が本当に楽しみです。この後はホープフルSあたりが視野に入ってきますが、まずは馬体を確認してから検討します。
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柔らかい感じでどんどん伸びる末足は、兄たちとタイプがだいぶ違いますね。
テキトーな印象ですが、サンデーサイレンス産駒に近い感じ。
この馬に関しては、色々ネットで叩かれ、煽られる日々が続きましたが(笑)、能力がかなりのものであることは証明してくれたので、こちらの心も落ち着いて過ごせそう。

今後のローテーションに関して、リオンディーズのことがあるので朝日杯には二の足を踏むとは思いますが、候補に挙がっているホープフルSも、重賞化以後は非常にゲンの悪いレースになってるので、できれば避けてほしい気もします…。