2014年4月2日水曜日

フィギュア初観戦。 ISU 世界フィギュアスケート選手権大会 2014

さいたまスーパーアリーナで開催された「ISU 世界フィギュアスケート選手権大会 2014」の、4日目(アイスダンス・フリー、女子シングル・フリー)と5日目(エキシビション)を観にいってきましたよ。

80年代に少年マンガを読んでた世代としては、どの競技でも「世界選手権」という単語には胸が熱くなりますよね。

会場前の広場ではこんなのもやってたけど、30日はすごい強風で開店休業状態。切ない…

会場の脇では、1月に熊谷でやっていた応援展示と同じものが開催中。
お客さんは100倍以上いましたけども。

フィギュアスケートは今回が初観戦でして、以下全然詳しく無い超初心者目線での感想など。



・アイスダンス・フリー
12:30~競技開始で、女子シングルの表彰式が21:25という、まるで女子プロレスオールスター戦のような長時間興行のためか、客席は結構まばら…

なんだかプロレスのような技が次から次へと繰り出されていくので、見てて楽しいもんです。

上位2組が175.43点、175.37点のわずか0.06点差という接戦な中、最後に出てきたカナダの組が175.41でそこに割り込み2着。
この僅差に滑り込んで2着を取ったこの組には、アイスダンス界の横山典弘の称号を贈りたい。

個人的には3位のフランス人ペアが一番印象に残りました。
相方の肩の上に倒立する技(なんて言うの?)には驚愕。会場人気も一番だったような。
それにしても、アイスダンスは点の付け方がさっぱり解らん…。


女子シングル・フリー
最終組が練習に入ってきた瞬間、会場の歓声がえらいことに。まあそりゃそうか。
生で見るジャンプはTV画面とはだいぶ違う印象を受けます。

浅田真央やリプニツカヤ先生には、わざわざ触れる必要も無いと思いますが…

見てて一番引き込まれたのは、リプニツカヤじゃない方のロシア選手ポゴリラヤ。
凄かった~…!

とは言え、全くノーマークだったことと、曲のおかげで余計に印象度が上がってる可能性もあり。



・エキシビション
競技と違って、客席の照明は落とされてリンクにスポットが集中。ライブ会場みたい。
アイスショーは見たこと無いけどこんな感じなんですかね。

ペアもアイスダンスもシングルも、全て観られてお得感がありました。
競技とあんま変わらない感じで滑る選手と、ネタを練ってくる選手に別れ、メリハリが非常に利いているので観ててとにかく面白いです。


で、申し訳ないけど素人としては、より楽しめるのはやはりネタ系の方。
モナコのキム・ルシーヌ選手(他2名)の「スーパーマリオブラザーズ」はファミコン世代感涙のプログラムですので、観てない方は再放送などでぜひ。

お笑いプログラムからいきなりバク宙を連発したりと会場を沸かせ、全員集合したフィナーレでもひときわ目立っていた、ロナウジーニョに似ているカナダの選手(エラッジ・バルデ)は、TV中継では存在そのものをバッサリとカットされていて気の毒でした。会場ではあんなにウケてたのに…。



2日とも、なかなか長時間になりましたが数分刻みで次々と出てくるので飽きずに最後まで観られました。
どんなスポーツも生観戦は良いものです。