2020年12月14日月曜日

グローブシアターとトゥザフロンティアが出走しました。

グローブシアターが、12日の中京5レース障害オープン(芝3300m)に出走しました。

前走の勝ち方から1番人気に推されます。
レースでは道中前に行ったり後ろに下がったりとポジションが定まらず、ラストでは上がっていくも、伸びが鈍って5着に終わりました。
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20/12/12  角居厩舎
12日の中京競馬ではスタート後に先団につけるも、スタンド前で中団あたりまでポジションを下げる。3コーナー手前から押し上げを図り、前の馬たちを射程圏に入れて直線に向かうも追って伸び切れず5着。

「少しペースがスローだったのかもしれませんが、道中は思った以上にチグハグな競馬になっていたようでした。今日は阪神競馬場に臨場しており、まだ現地からの報告を受けていないので詳しいことは分からないのですが、まずはレース内容を精査し、今後については馬の状態次第で決めていきます。いい競馬とならず申し訳ありませんでした」(角居師)

障害デビュー戦の前走が強い内容の勝ち方でしたし、昇級戦のここでも引き続き期待を持って送り出したのですが、残念ながら伸び切れず人気に応えることができませんでした。ただ、今日が障害2戦目ということでまだキャリアの浅い馬でもありますから、経験を重ねつつ上を目指していければと思います。この後はトレセンで馬体をよく確認してから検討していきます。
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期待していただけに残念……。とはいえ、数か月前には絶望感しかなかったのでちょっと贅沢な話かもしれません。次はまた頑張りましょう。

続いてトゥザフロンティアが、13日の中山10レース常総ステークス(芝1800m)に出走しました。
1枠1番を引いたにもかかわらずスタート後に中団に控えて、4コーナーでは外をぶん回し。
全然伸びもせずに9着に終わりました。騎手は何にも考えてませんね。

陣営のコメントは以下の通り。
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20/12/13  池江厩舎
13日の中山競馬ではスタート後に控えて道中は中団の位置取り。脚を溜めて直線勝負に臨むが、追ってから前との差は詰まらず9着。
「前走はゲートを出てすぐ躓いてしまったのですが、今日は発馬から悪かったですし、その後も行き脚がつかずになかなか進んでいきませんでしたね…。『決してバテているわけではない』というジョッキーの話でしたから、距離ではないと思いますし、まだ良化の余地があるということなのかもしれません。それでも前走時より馬は確実に上向いていましたし、なんとか巻き返していければと思います。今日は申し訳ありませんでした」(池江師)

休み明けを一度使って前向きさが出てきていましたし、昨年勝ち星を挙げた中山で変わり身を期待しましたが、なかなか進んでいかず直線も目立つ脚は使えませんでした。大型馬だけに使いながら良くなってくるはずですし、次走で前進を見せてもらいたいと思います。
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このままの現状では厳しいと思いますが、去勢、距離短縮、ダート……など、変化をつける要素はまだあるかと。