11頭中、中央馬が6、岩手5という実質6頭立てで好スタートを切り4～5番手の好位をとります。
中央のケルヴィンサイドが逃げを打ち、相手筆頭と思われた3歳のデブリンを内に見る形で進みますが、4コーナー前で手が動き直線ではすでに余力が無く3着に終わりました。
陣営のコメントは以下のとおり。
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9/28 加藤征厩舎
２８日の盛岡競馬ではまずまずのスタートから前を見る形で４～５番手を進む。逃げる馬の手応えを見ながら３コーナー付近より進出を開始して直線へ向くが、上位２頭の脚色が勝り３着まで。
「先生からの指示は“道中は無理しないように。良いところで外に出したら脚を使ってくれるはず”というもので、意識しながら進めていました。周りも積極的に勢い良く進めていて展開も速く感じました。それなので、良いところで我慢でき、良いタイミングで出せたと思えたんです。反応はまずまずでしたが、直線最後はちょっと脚が上がってしまった感じでしたね。やはり速い時計で走られたからというのがあるかもしれません。前回のレースを見たら、いくらか仕掛けるのが早いのかなと思ったので今回は４コーナーで前を射程圏に入れればなと思っていたんですけど、追って思ったほど伸びきれませんでした。前回の走りを見ていても感じたのですが、今日もコーナーはちょっとモタれるところはありました。けれど、そんなに気にする程の、大きな原因になるようなものではありませんでした。もう少し機動力があればもっと際どいところまで行っていたとは思うのですが、せっかくいただいたこのチャンス。何とかいちばん良い結果を出したいと思っていただけに悔しいです。申し訳ありません」（山本聡騎手）
「体は多少絞れていましたけれど、調整は順調で、良い状態で競馬へ送り出せたのではないかと思っていました。まずまずのスタートで好位につけて動いてくれましたし、しっかり走れていたと思うんです。勝つつもりで盛岡遠征を決めたのですが、勝ち馬はちょっと想像以上に強かったです。時計的にはピグもしっかり走れていると思いますし、力を出し切ってのものだっただけに致し方ないのですが、交流競走でここまでの馬がいるとは…というのが正直な感想でもありました。満を持して臨ませていただいた今回だっただけに最良の結果を出すことができず申し訳ありません」（加藤征師）
前走の好内容の走りからここは勝ちを十分に意識して臨んだレースでもありました。地元のホープとのコンビで臨み、積極的な競馬を見せてくれたのですが、結果、勝ち馬の脚は衰えることなく、力でねじ伏せられてしまった印象です。ここは千載一遇のチャンスと捉えていただけにショックも大きく、応援いただいた会員の皆様にも申し訳ない気持ちです。今後についてはいったん美浦トレセンへ戻る予定で、その後の状態を確認して判断します。
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ちょっと距離が長いとは言え、この結果には脱力してしまいます……。
年に8～11戦していた馬が今年はまだ3戦目。たくさん使ってチャンスを待つしかないと思うんですけどね…。
ここのところ頭打ちな感じもありますが、かつて好走していたダート短距離をまた使ってほしい。
