2015年9月4日金曜日

今週の愛馬近況

ぼちぼち未勝利馬とはお別れの季節。それを埋めるかのごとく、ケイブルグラムもアウェイクも厩舎入りしました。

楽しみな二歳馬に対して、いまだに勝ちあがれない三歳三頭には辛い空気ばかりが漂いますが、今週出走を予定していたベルディーヴァは芝の未勝利であえなく抽選落ち。
ダートはさっぱりダメだから、もう実質使うレースがほぼ無くて詰みましたね。

もう一頭、ジュモートリステは5日の新潟6レース3歳未勝利(芝1600m)に出走します。
人気より上の着順に来たことがないし、近況も「あそこが痛い、ココが痛い」ばかりで楽観できる要素が何一つありませんが悔いの残らないレースをしていただきたい。戸崎騎手に命運を託して見守ります。


その他、今週の近況。
アロヒラニ
9/2  NF空港
角馬場で障害練習を行っています。
「引き続き、障害練習を中心に進めていますが、順調にメニューをこなすことができています。騎乗者の話では障害センスもありそうということですし、今後もしっかりと対応することでそのセンスに磨きをかけていければ理想的と考えています」(空港担当者)


ピグマリオン
9/2  NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン15秒のキャンター調整を取り入れています。
「良い意味で変わりはないですね。この中間より本格的にピッチを上げてきて、少しずつ競馬へ向かっていけるよう調整を進め出したところです。調教師からはどれくらいで競馬へ行きたいか話も出てきていますが、まずは今後の状態次第にはなるでしょうし、しっかり動かしていって状態を上げて最終的に話を詰めていきます。馬体重は475キロです」(天栄担当者)


アンブリッジローズ
9/2  NF空港
周回ダートコースで軽めのハッキング調整を行っています。
「この中間も周回ダートコースでのハッキング調整を中心に進めています。じっくり距離を乗ることで下地を固めていこうと考えていますので、しっかりと乗り込んだ上で坂路コースでの調教に移行していければと思います」(空港担当者)


トゥザワールド
9/2  NF早来
ウォーキングマシン調整を行っています。
「この中間も脚元は変わりなくウォーキングマシンでの運動を取り入れることができていますよ。患部の状況に関しては定期の精密検査を挟みながらになりますが、それを行わないタイミングでも日々の歩様チェックや手入れ時の感触などにも注意して、慎重に進めて行きます。馬体重は560キロです」(早来担当者)


パンデイア
9/2  札幌競馬場
2日は軽めの調整を行いました。
「先週の相手関係ならばまず勝ち負けだと思ったのですが…。モレイラを配して臨んだレースでもありましたし、勝ちに行ったのですが、何かいますね…。なかなか勝ち切れなくて本当に歯がゆいです。中山となるとタフになりますし、滞在ならば連闘という選択肢も無きにしも非ずだったのですが、レース後の状態を見ていると背腰に疲れが感じられました。競馬へ向かう格好を見ていると精神的に後ろ向きになっているところがありますし、レース後の状態から今は治療を優先したほうがいいと思いショックウェーブ治療を施したところですので今週は無理していかないことにしました。このあとは美浦に戻して様子を見ます。どのレースを考えていくかは正直様子を見ながらになるでしょう。芝という選択肢も持ちたいですが、ちょっとタイトかなという気もしますし、そのあたりも含めて様子を見て決めたいと思います」(加藤征師)


ジュモートリステ
9/2  田中剛厩舎
2日は美浦坂路で追い切りました(56秒5-41秒1-27秒5-13秒5)。
「先週のレースは見送ってこの中間にもソエを中心に気になる部分へのケアを重点的に行ってきました。そのうえで今朝追い切りをかけています。コースで行うことも考えていたのですが、やはり脚元への配慮が第一かと思い、今朝も坂路で追い切っています。先週は終い重点でしっかりと伸ばしてありますし、今日はわりと平均的に負荷を求めるように動かしました。動きはいいんです。そして、走らせている時は気になることはありませんね。ただ、上がってきて午後などに様子を見るとポーッと熱を持つことがあるので、この後の変化が重要になってくると思っています。可能ならば今週のレースへ向かいたいと思っているのですが、あくまでも状態をしっかりと見て、そして入るかどうかもよく確認して判断していきます。使えるとなればですが、当初は吉田隼人で考えていたのですが、あたりが柔らかくて重心を前にして動かしてきてくれる人がベターと思い、戸崎ジョッキーが都合をつけられると言ってくれましたので彼とのコンビで向かいます」(田中剛師)
5日の新潟競馬(3歳未勝利・芝1600m)に戸崎騎手で出走を予定しています。


ベルディーヴァ
9/2  高野厩舎
2日は栗東坂路で追い切りました(55秒8-40秒9-25秒6-12秒0)。
「ベストは限定未勝利戦の芝1600mだと思っていますが、芝は2鞍しか組まれていないため、優先出走権のないこの馬が出走できる可能性は少ないのではないかという見通し。もちろん、今週でもチャンスがあれば出走できるよう、今朝も坂路で併せて馬なりの時計を出しています。相手が行くのに合わせるだけでしたが、ラストは好反応で12秒0ですから、動きは文句ありません。ダートよりも芝の方がいいのは間違いないのですが、1800m、2000mとなるとやや長いように思いますし、1200mに出られるようなら投票を考えていきます。想定上では出走できる見込みですが、他の条件で除外対象になっている馬が回ってくる可能性もありますし、ギリギリまで動向をうかがっていきます」(高野師)
状況次第ですが、5日の小倉競馬(3歳未勝利・牝馬限定・芝1200m)もしくは6日の小倉競馬(3歳未勝利・芝1200m)への出走も検討しています。

9/3  高野厩舎
6日の小倉競馬(3歳未勝利・芝1200m)に出馬投票を行いましたが、残念ながら非当選除外となりました。来週以降の出走を目指して調整していきます。


アウェイク
9/2  札幌競馬場
2日に札幌競馬場へ帰厩しました。
「坂路でハロン14~15秒のキャンターもしっかりと対応してくれていましたし、体調面もいい意味で変わりなく至って順調に調整を行えましたね。そのことから帰厩して調整を進めて行こうとの話を調教師からいただき、本日札幌競馬場へ帰厩しています」(早来担当者)

「ゲート試験合格後は早来で様子を見てもらっていました。特に気持ちの部分ですが、あまり追い詰めないようにしたかったので時間をいただいていましたが、早来で担当してもらっている厩舎長からも“9月くらいには入厩して競馬を考えていけるようになりそうですよ”と話をもらっていたんです。今週からその9月になりましたし、そろそろ移動を考えようと思っていたんです。通常であれば天栄を経由して美浦へ連れていくのでしょうが、今週は札幌の検疫がまだあり、競馬がないこともあって比較的検疫も取りやすい状況でした。それなので、札幌にいったん入れさせていただき、様子を見てから美浦へ連れて帰るつもりです。経由地点は違えど長距離輸送が伴うのは変わりありませんので、しっかりと対応して少しでも疲れを小さいものにしていければと考えています」(斎藤師)