毎年恒例の熊谷開催。
どん底の状態から、監督交代でやや上向きなアルディージャですが、相手は9戦無敗中の鹿島。
強敵です。
熊谷のスタジアムには何度も来ていますが、バックスタンドで観たことが無かったのでこの位置から初観戦。
リーグ最多得点の鹿島と最多失点の大宮ですから、当然(?)ながら鹿島ペースで進みます。
数少ない大宮の攻撃では、左サイドのドリブラー泉澤がいい動きを見せ、対面する西やジョルジワグネルは全く対応できてませんでした。
いつものような開始直後の失点も無く「今日は守備が体張れてるな~!」と感心していると34分、泉澤がサイドから中央へ斜めに切り込みシュート。DF山村が胸で弾いたところをムルジャがあっさり叩き込んで先制!
先制したのって何ヶ月ぶりだろう…(笑)
その後はDFも踏ん張り、1点リードのまま後半へ。場内をゆるキャラが練り歩きます。
今年はバックスタンドにいたので、花火から位置が近く迫力満点。
スタンドやバック側のトラックに大量の花火の破片が降り注ぎ、火薬の臭いも充満。かつてない花火体験ができました(笑)
後半は、クソ審判のクソ判定(ハンド見逃し、ムルジャズラタンが何度削られたり乗っかられてもファールなし、挙句に痛んでる選手に気づかず試合続行…)に苦しめられ、一旦は同点に追いつかれますが、高橋のゴールで2-1の勝利!
攻撃面では、サイドを無双する泉澤、カルリーニョスの豪快な左足。
守備では家長のダイビングクリアなど、「相手のほうが上でもゴール前で体を張る」12年後半の守備が帰ってきたような錯覚を覚えました。これをこのまま続けていきましょう。
それにしても鹿島、ジョルジュワグネルがしばらく見ないうちにまるで使えない選手になっててびっくり。取ってくるのに安くない金使ってるだろうにねぇ…。
入場者数はなんと、今期どころか昨年合わせても最大の14182人。
ここでいい試合ができたことは大きいですね。
まぁ、去年も感動的なマリノス戦のあとに沈没していったのでまだ完全には信用できませんが…。
なんとか活路が開けてきた感じがするので、このまま残留に向けて頑張ってほしいものです。