まあ、フツーの住居だったところを一部公開してるだけなので、見るのにそれほど時間はかかりません。
玄関には、かの有名な「トリック分類表」の写しや、舞台化した黄金仮面の仮面、少年探偵団のビデオなどが。
これまた有名な貼混年譜(スクラップブック)も玄関先に。
連載の広告がいいですが、空いてる部分に書き込まれた
「このようなハチャメチャな話を喜んで書く者はいないので、出版社は勝手に広告を出して追い詰めてくる」(「恐怖王」について。うろ覚えだけどこんな内容だった)
や、「こんな不快な記事があった」などの愚痴が面白い(笑)
乱歩の自作に対する自虐っぷりは有名ですけど、それ以外の部分もこんな感じなんですね。
緑豊かでひじょうに素敵なお庭、そして窓の大きい応接間。暖炉まであります。
乱歩先生、この家をだいぶ気に入り引越し当初は相当上機嫌だったらしく、ガイドブックに載っている平井隆太郎氏の言によると、
「騒音禍をまぬかれた上に、格安の家賃で一見豪邸風の住居が獲得できたのであるから機嫌の悪かろう筈がない」と、実も蓋もないことが書かれてて最高です。
もちろん、乱歩といえば土蔵、土蔵といえば乱歩。
「土蔵で執筆」というのが都市の伝説になってますが、これは単なる書庫ですな。
中にはチェスタートンの原書などありました。しかし「ゲョエテ研究」というのはどういう発音をするのだろうか…?
これまた有名な貼混年譜(スクラップブック)も玄関先に。
連載の広告がいいですが、空いてる部分に書き込まれた
「このようなハチャメチャな話を喜んで書く者はいないので、出版社は勝手に広告を出して追い詰めてくる」(「恐怖王」について。うろ覚えだけどこんな内容だった)
や、「こんな不快な記事があった」などの愚痴が面白い(笑)
乱歩の自作に対する自虐っぷりは有名ですけど、それ以外の部分もこんな感じなんですね。
緑豊かでひじょうに素敵なお庭、そして窓の大きい応接間。暖炉まであります。
乱歩先生、この家をだいぶ気に入り引越し当初は相当上機嫌だったらしく、ガイドブックに載っている平井隆太郎氏の言によると、
「騒音禍をまぬかれた上に、格安の家賃で一見豪邸風の住居が獲得できたのであるから機嫌の悪かろう筈がない」と、実も蓋もないことが書かれてて最高です。
もちろん、乱歩といえば土蔵、土蔵といえば乱歩。
「土蔵で執筆」というのが都市の伝説になってますが、これは単なる書庫ですな。
中にはチェスタートンの原書などありました。しかし「ゲョエテ研究」というのはどういう発音をするのだろうか…?
時間があったので、近くの「ミステリー文学資料館」にも寄ってみました。
http://www.mys-bun.or.jp/
ミステリ専門の図書館で入館料300円。
昭和30年代の「宝石」や、南洋一郎の冒険物などがあって興奮しますが、古いものはどれもまっ茶色で、触ると崩れてしまいそうで怖いです(笑)
古書についてはフォロー外なので、どちらかというと8、90年代に出ていたのミステリ紹介系のムック本がたくさん置いてあるのが嬉しい。
乱歩邸にあった貼混年譜がこちらにも置いてあるので、ここでじっくりと読むことも可能です。
これは近所にあったら入り浸ってしまうなぁ~…。近くにお住まいの人はうらやましい!