2018年8月21日火曜日

ケイブルグラム、阿賀野川特別9着

ケイブルグラムが、19日の新潟10レース阿賀野川特別(芝2200m)に出走しました。
障害練習が行き詰ったとの消極的な理由での出走、11頭立てながら全く人気がありませんでした。
ちょっと遅れ気味のスタートから、押して道中3番手で進めますが、早々に手応えが怪しくなり9着。
陣営のコメントは以下のとおりでした。
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18/8/19  国枝厩舎
19日の新潟競馬ではじわっとポジションをあげて外の3番手に付ける。そのまま前へと迫っていきたかったが、ペースが上がり出す3角手前あたりから手応えが怪しくなり、伸びは見られず9着。「瞬発力勝負だと分が悪いので、スタート後は無理せずじわっとポジションを上げ、前の2頭を見ながら進めました。最初は悪くないなと思っていたものの、ペースが上がり出した時に促すと良くありませんでしたね…。耳を思いっきり絞ってあからさまに嫌がり、反抗する素振りを見せ出したんです。なんとかやめさせないように鼓舞したのですが、まったくダメで…。何とか上手く導きたかったのですが、期待に応えられず申し訳ありません」(柴田大騎手)

「障害練習から平地に変えて以降の調整自体は順調で、悪くない状態でレースへ送り出せたと思います。ただし、レースでは完全に乗り手に反抗している感じでしたね…。追い切りでは見せませんでしたが、やはり根っこの部分で嫌がるところが出てしまっています。平地にしても障害にしても、この気持ちの部分をどうにかしないといけないというのは否めませんね…。申し訳ありません」(国枝師)

障害転向を目指しましたが、ブレーキをかけるようになり、満足いく形で調整を進めていくことができなくなりました。夏の時期に練習をする馬が考えていたよりも少なく、少頭数だと満足いく形で課題を克服していくことは難しいと判断し、ひとまず今回は目標を平地に戻し、この馬の持久力を発揮させられればと考えていました。しかし、いざレースへ向かうと鞍上の扶助に反抗して、全く力を発揮できなくなっていました。やはり平地、障害に限らず、気性面の難しさが出てしまうと能力を発揮できないので、考えを切り替えるほかありません。このあとは輸送負担を考慮して競馬場からNF天栄へ放牧に出す予定なので、現地でまずしっかりと様子を見た上で今後の方針を検討します。

18/8/20  NF天栄
レース後、NF天栄へ放牧に出ました。
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条件は明らかに向いてませんでしたが昨年のいい時期を知っているだけに、ある程度やれるとの期待も虚しく結果は厳しいものに。
去年負けたキークラッカーにもまた少し上に先着されていたので、この条件では力どおりなのかも…

どうも去勢されそうな雰囲気ですね。