2015年4月8日水曜日

無料で充実「消防博物館」

花見の機会もわずかでしたので、北の丸公園→靖国神社→千鳥ヶ淵と流してきました。
あいにくの雨だったものの、人も少なめだったのでまあ悪くない。

その後、足を伸ばして四谷三丁目の消防博物館(入場無料)へ…
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/ts/museum.html

地上から入ると、吹き抜けをぶち抜いていきなりエントランスにヘリコプターがデデンと鎮座してます。これは期待できる!(笑)

受付のお姉さんが「エレベーターに乗って6階から見てください」と言うのを無視して地下から見学開始。地下には物販のほか、消防車や救急車が展示されておりました。
ベンツの消防車もあって、前から見ると「うーん、これは明らかにベンツ…!」としか言いようがない。


大正(!)や、昭和初期に輸入された消防車も展示されてますが、どれも綺麗に塗られてて良い状態です。


さて、主な展示物は3~5階(2階が消防署)ですのでまず5階から見て行きますと…
・5階「江戸の火消し」
江戸博物館と見まごうばかりのよく出来たジオラマや、当時の道具類、衣装、文書などが展示。


火消しというか破壊ですけどね。
大名火消しってのはよく知りませんでしたが、あまり役に立たなさそうだ…。
纏は、全ての組のものが1/2サイズで展示されてて壮観。パノラマ写真で撮ってください。


・4階「消防の変遷」
明治~現代にかけての消防の変遷を、ジオラマや装備品展示で紹介されています。
・明治の消火風景
・大正の消火風景
・昭和30年代の消火風景

そして車両。初の輸入蒸気ポンプ(馬で引く奴)もカッコイイのですが、最高にカッコよすぎるのがこの二輪消防車!!!(通称、赤バイ)

もう色も姿も痺れます。このまま特撮番組で使ったらいいんじゃないかな!!
昭和50年代くらいまで使われてた模様。

ピストル型消火器も、じつに味わいぶかい姿をしていますよね。


・3階「現代の消防」
主にお子様に向け、模型のショーステージやアニメでの啓蒙や、最新の装備品展示。
また、消防車、ヘリの座席に座ったり出来ます。

アニメはなんと全10作品(!)あるので全部見たら2時間コース。
どこが制作したのか知りませんが、自転車がなんだかガーランド(メガゾーン23)に似ていたり、旗に「ブレードランナー」と言う単語が漢字の当て字で書いてあったりと、「これは後で時間を取って見に来なければならんな…」と思いました(笑) 
「消火ロボ」が非常に気になります。


ドーファンのヘリコプターの座席に乗れるコーナーは人気なのか、なかなか空きません。
子供を押しのけて待つわけにも行かないので、ここはそのうちに…。

見学の所要時間は1~2時間と言うところでしょうか。
無料かつアクセスも便利なためか、館内はお子さん連れが多く見受けられました。
消防関係のものというのは、普段あまり身近ではないのでこういう施設は大切ですね。

ここに来て「カッコイイ」と思ってくれた子供が消防士を目指すこともあるかも。