2014年7月27日日曜日

セガマニアの宴、「セガJOYJOYナイト」に行ってきましたよ。

7月20日に、阿佐ヶ谷ロフトAで行われた「セガ好きさん大集合!『セガJOYJOYナイト』」に行ってきましたよ。
さすがはセガ、会場は超満員でお客さんみんな明らかに濃そうな顔ぶれ…!
みな怨念深いですな。
着ている服を見るだけで、その人のレベルがわかる会場ですが、私のはまあこんな程度です…。
レベル低!


さて出演は
・竹崎忠(株式会社セガ)
・杉森建(株式会社ゲームフリーク)
・成澤大輔(ライター)
・サムシング吉松(『セガのゲームは世界いちぃぃぃ!』著者)

・とみさわ昭仁(ライター、司会)
・山本直人(元ファミマガ編集長、ゲスト)
※敬称略

司会のとみさわ氏と、ゲストがひとりずつセガについて語るという構成でした。
以下、記憶を頼りになんとなくレポ的なものを。


1、竹崎忠
セガの名物広報として鳴らした竹崎さん。
CSK→セガへ出向になった経緯や、入っていきなり広報の仕事を任された挙句、後に「(広報の仕事)できるとは思わなかった」と上司に言い放たれた事など。

「なんでセガの記事はゲーム雑誌に載ってないんだろう?」という疑問から、一生懸命仕事をして徐々にセガの扱いが大きくなっていく…というあたりはマンガ的な熱血社員像を思い浮かべました。
「うまく行ってないところへ『何とかしろ』と行かされる」など話されてましたが、ドリームキャストダイレクトが全く売れてなくて、「お前が担当すれば、知っているファンが買ってくれるかもしれない」(会場笑)
と言う話は若干引き笑い。

まあたしかに、全く安くもなかったので店で買うことに比べてメリットがまるでありませんでしたからね、ドリキャスダイレクト。色々早すぎたハードでしたがネットの普及に関してはなかなかの成果があったと思うし、私もドリキャスでネットにデビューしました。

かつて雑誌にも取り上げられた、有名なセガ棚の画像も公開されましたが、雑誌に乗った当時に比べ、「社長室長」となった現在では家も棚も豪華に…!
今後の出世が期待されます。




2、サムシング吉松
あまりにもヒドく素晴らしいマンガ、「セガのゲームは世界一ぃぃぃ!」でおなじみサムシング吉松氏。
                       
杉森:「酷いけど、セガのファンとしては言いたいことが全部書いてある」(会場笑)
という発言が全てを説明している気がします。

結論から言うと、「セガって懐広いな」に尽きますね。
このマンガが3巻まで出るとはなぁ~。

サムシング氏は「夏の魔物」へ参加のため途中で退出。きっといいものが観られたことでしょう。


3、杉森建
ポケ○ンで有名なゲームフリークの杉森さん。同じく、元ゲームフリークのとみさわさんと、かつてゲームフリークで作っていた「SEGA ARCADE HISTRORY」の話など。(縮小版がお客さんにも配られました)
ゲームフリークで作ったMDソフト、「まじかる☆タルるートくん」が評判良くて、オリジナルの「PULSEMAN」に至ったという話も。
「まずはキャラゲーを作らせて様子を見よう」ってことなんですかね。
タルるートくんは、どこのショップでも安売りしてた記憶しかないなぁ…。



4、成沢大輔
かつて「ヒッポンスーパー」のレビューで、メガドライブのソフトに超辛口の点数を付け続け、セガファンの恨みも深い(笑)成沢氏。
この日は、お客さんから大ブーイングされる覚悟で壇上に上がった模様(笑)

過去のレビューで、高得点をつけたタイトル、点数の低かったタイトルなど一通り紹介していました。
「レッスルボール 10点」「ナイトトラップ 9.5点」「ライズオブザドラゴン 9点」など、「プレーした人には解るけど、正直どうなんだろうこれ?」という気はしますが、個人的にはレッスルボールもナイトトラップもライズオブザドラゴンも大好きです!

エアロブラスターズの残念な移植(2点)「せっかく参入してくれたサードパーティさんに対していきなり2点とか付けられてどうしてくれるんだよ…」(竹崎・談)の話題も出ましたが、最も物議をかもしたのがダライアスⅡの「3点」。

これには壇上、下からも大ブーイングで結局「私がボンクラでした!!申し訳ない!!!」と謝罪し、十数年後のこの瞬間に点数を修正する羽目に(笑)
「だって、3点て『ソダン』と同じってことですよ!!」(会場爆笑)ですって(発言者は忘れた)。そりゃ確かに無いわ~。


とまあ、非常に一体感のある3時間でした。
まだみんな語り足りないし聞き足りないので、ぜひ次回の開催を熱望します!