2014年3月4日火曜日

映画が観きれない

今年に入ってから、観るべき映画がやたら多すぎてとても追いつかないのですが
2月はなんとか数本見られました。

だが一番観たかった「RUSH」が早くしないと打ち切られてしまう。急がねば…

では観た順に4本。

●エンダーのゲーム

SF野郎であれば、(何度も暗礁に乗り上げた)「エンダーのゲーム」の映画化は、待ち望んでいたものがついに!!
……という感じのはずですが、これまで日本のマンガアニメライトノベルなど派生作品によって、テーマを消費尽くしてしまったせいで、あまりにも既視感にあふれた話と映像になってしまいました。

よく出来ているし、かなり頑張った映画化だけに、ただただタイミングが残念でなりません…。
もったいない。


キックアス ジャスティス・フォーエバー
 
前作からポップな雰囲気を取り除いて、代わりに説教と嫌なバイオレンス描写が入りました。
テーマは前作より後退してると思います。面白いことは面白いけども。

ヒットガールちゃんの成長には不安もあったけど、杞憂に終わって心の底から安心。

終盤の神取忍との対決は、ロードス島戦記のシーリスvsスメディのようであった。
決着がちょっと納得できないのも同じ。


●ウルフ・オブ・ウォールストリート

「ペラペラと相手を言いくるめる」というシチュエーションが好きなので、最初の30分は画面に喝采を送りつつ楽しんでいました。

その後はディカプリオの顔芸も含めて、ヤリまくりキメまくりと異常な状況が押し寄せ続けあっという間の2時間半。

栄華を極めた後、逮捕され転落…。けどラストシーンは満員のセミナー会場。
その会場に集まった客は、なんつーかいかにも神田●典や、クラブ苫●地の会場に居る感じの面構え。
狩り場を変えれば獲物は後を絶たない。


●もらとりあむタマ子
 
近所の映画館で短期間公開。前田敦子がすごく良いですね。

「こんなだらしない人間がいるのか…!」と驚いてしまうほど、フニャフニャな人を演じきっています。
「クロユリ団地」も意外と良かったけど、前田敦子には今後も注目したほうがいいかもしれない。