エヴァンゲリオン展

松屋銀座で26日まで開催中の、エヴァンゲリオン展に行ってきました。

どーも最近、「○○展」てのにばかり行っているような気がしますが…

会場デザインはかの有名な祖父江慎さん。

ちょうど1年前にこの会場で開催していた「タツノコプロテン」も祖父江氏が担当してましたが、

取材をしたライターの方に聞くところによると、「松屋銀座での展覧会は祖父江氏にデザインを依頼することが多い」模様。なるほど～…！

 こういった展覧会ですから、さまざまな資料や設定画（メカの設定がたまんないです）、マンガ版の原画などがあるのはもちろんですが、最大の見所は「エヴァンゲリヲン　破」における第8使徒（宇宙から降ってくる奴）との戦闘シーンにおける展示。


宇宙から降ってくる使徒を迎え撃つため、エヴァが走るシーンは劇中最大の見せ場であり、アニメーションとしての快楽が頂点に達するシーンなわけですが、その…
脚本→画コンテ→レイアウト原画→原画→タイムシート
を順に、壁（2mくらいある）の上から下までびっしりと並べて、だんだんと出来上がっていくさまを見せていく展示がとにかく圧巻。工場見学をしたような気分になります。


とはいえ、原画やらなにやらがあまりにも高密度で並んでて情報量多すぎなので、心身がフレッシュな状態でないと頭が処理し切れなくて大変です。仕事帰りに行くのは止めたほうが賢明かと。

当然、すべて見終えた先には完成した映像が流されており、思わず何度も見入ってしまいます。

ちなみに、前田真宏氏がデザインした第8使徒の絵があったのですが、なんというかバックベアードに羽をつけただけのデザインでした（笑）
劇中では全然そんな印象無かったけどね～…


今回は総展示数が1300点、生原画は300点が展示されているとのこと。
やたらとスペースの広い物販コーナーにも注目です。

グッズはまあともかく、図録はすばらしいのでぜひ買うべき(3000円)

若い客層に飢えているデパート業界なので、全館でコラボしたりとなかなか必死さがうかがえます。

けど、レストランのメニューなんてのは微妙だなぁ…

松屋銀座では8月26日までですが、

13年　10月27日～　北九州市漫画ミュージアム

14年　4月26日～　名古屋松坂屋美術館

14年　6月25日～　大阪　阪急うめだギャラリー

14年　7月19日～　横浜　そごう美術館

14年　11月29日～　山口　宇部市ときわ湖水ホール

と、1年以上先まで全国巡回が予定されています。

今回は予定が合わなかった人、遠方の人は震えて待て！！