2012年5月31日木曜日

藤波辰爾トークショー

5月18日に新宿ロフトプラスワンで行われた「デビュー40周年記念DVD-BOX藤波辰爾 ~甦るマッチョドラゴン伝説~ 発売記念トークショー」に行ってきました。

プロレスはすっかり「遠くから見守るもの」になってしまった当方ですが、こういう機会があれば足を運びたいですからね。

来てたお客さんは3~40人。知名度から考えると、ちょい寂しい入り。
2000年代に入ってからは、オデン社長とかコンニャク野郎とか、すっかりアレなイメージも一部では定着してしまいましたが、本人が喋るとなると非常にイイ人な雰囲気が伝わってきます。

司会は流智美さん、かつて別冊宝島のプロレスシリーズを毎回買ってた当方としては懐かしい名前です。
流さんだけでなく、藤波夫人も壇上に。藤波本人だけではトークスキル的に不安だからでしょうか…?(笑)



第一部では、4月20日にやったドラディション後楽園大会や、昔の思い出話など。

・4月20日(金)後楽園ホール 試合結果

いやー、この興行は行けばよかったな~。佐山と前田が肩を組んで写ってるなんてねぇ。
藤波本人は「あの人とあの人大丈夫ですか?!と言われることもあった」みたいで不安だったご様子ですが(笑)
そして、この興行に木村健悟を呼ぶのを「すっかり忘れてた、当日になって気付いた」という事実が判明。ヒド過ぎるよ!!(笑)
あなたのキャリア的にもかなり大きな役割を持った相手でしょうに…


休憩をはさんで第二部、聞き覚えのあるイントロが流れます。
10年くらい前に、友だちと麻雀やってる最中にこれが流れて全員が爆笑&モノマネしつづけて、全く麻雀にならなかった事を思い出すなぁ…
「このテーマが流れると顔が赤くなっちゃう。でも当時は一生懸命やったんですよ!」(藤波辰爾・談)


ここからは、先日のプロレスラー志望宣言で話題になった長男の怜於南さん(と、司会アシスタント一人)も壇上に追加。
お客さんから寄せられた質問に答えるコーナーとなりましたが、なかなか濃ゆい質問が多くて楽しめました。
リングスのリングが、もともとはドラゴンボンバーズのリングだった。というのもいい話でしたが、
中でも白眉は…


質問:「飛龍革命」で猪木さんにビンタするとき、なんと仰ってたんですか?(会場笑)
:玲於南さんは、息子としてどう解明しますか?(笑)

玲於南:僕もすごいいっぱい観たんですけど…やっぱりユリオカ(超特Q)さんが言ってる「モイスチャーミルク配合!」って言うのが…(会場笑)

アシスタント:殴り合いの後髪の毛切り始めて、猪木さんが「やめろやめろ!」となる。
なんかあの不穏な空気っていったい…?

藤波:僕もねぇ。何であそこで急に髪の毛を切ったのか…(会場笑) それだけ興奮したんでしょうね(笑)
とにかく、試合以外で猪木さんに手を上げるという、あるまじき行為をしたから、何とかその場を収めようと…
ハサミを持った。これは切るしかない!って(会場笑)

夫人:私がいつも切ってるんですが、ここだけ無い状態で帰ってきて「何とかしてくれ」って…
もっと考えて切ってほしい(笑)


他には、「おすすめの城は?」という質問に対して「やっと僕の質問が来ました!!」と急にテンションが上がり。

藤波:姫路城は修復中なので、彦根城ですね!
:なるほど、どの辺が?
藤波:顔。というか、風格ですね!

という、一番好きなわりにはやけにフワフワした回答なのも印象に残りました(笑)


2時間弱と、ロフトプラスワンでは短めトークライブでしたが、温かい雰囲気でかなり楽しめました。
終わったあと、「しまった、デルピエロのこと質問すればよかった!!」と個人的には痛恨な事態がありましたが、それは次の機会に譲りたいと思います。