2020年11月8日日曜日

グローブシアター、障害デビュー戦を快勝。

グローブシアターが、7日の福島5レース3歳上障害未勝利(芝2750m)に出走しました。
これほどの良血馬が障害に出ることに対して様々な声がありますが、個人的にはアロヒラニやケイブルグラムなど障害での活躍馬に出資していたこともあり、悪いイメージは全くありません。ダートより可能性はあると思うし……

レースでは、スタートから安全運転気味に中団待機、残り600で一気に上がっていき4角では先頭に並びかけ、最終障害を跳ぶと鞭が入った瞬間に一気に突き放して快勝!
飛越に関してはまだまだこれからですが、平地の脚に物を言わせました。
陣営のコメントは以下の通り。
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20/11/7  角居厩舎
7日の福島競馬では五分のスタートから中団につけ無難に飛越をこなしつつ追走。3コーナー手前から一気に外目を進出し、直線最後の障害飛越で前に並ぶと後は後続を突き放して優勝。

「やはりこの血統ですから、障害でも最初から結果を出して欲しいと思っていましたし、そのとおり勝つことができてホッとしました。飛越も無難にこなしていましたし、最後はやはり平地の脚が違いましたね。今日は阪神競馬場に臨場しており、まだ現地からの報告は入っていませんが、いずれにせよ栗東に戻って馬体をしっかりチェックしてからこの後のことを考えていくつもりです」(角居師)

ここまで飛越は上手と聞いていたものの、レースの流れの中でどれだけこなせるかは未知数でしたし、実戦デビューは不安もありましたが、すべて杞憂に終わりました。やはり3コーナーからマクッて行く脚や直線最後の伸びなど、平地の力がここでは違ったということでしょう。もちろんオープンクラスになればそれだけでは戦えないでしょうから、使いつつさらに力をつけていってもらいたいところです。この後は馬体を確認してから検討します。
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2年ぶりの勝利!
今年は何度もレースに出てますが全くいいところがなかったので、勝つ嬉しさはどんなカテゴリーでも変わりません。
力があっても障害デビューはコケる馬が多いし、いきなり勝っただけで十分すぎる結果です。ケイブルグラムなんて障害初戦は全く可能性感じなかったし……。

年内にもう一回使えるかしら?