2018年3月28日水曜日

最近観た映画(2~3月)

最近見た映画の感想など。

・クローバーフィールド・パラドックス

POV映画として衝撃的だった第一作、予測が付かない緊張感MAXなサスペンススリラーだった第二作に続き、僕らの大好きなNetflixのオリジナル映画として配信。

今回は舞台を宇宙のステーションに移してしまったため、あまりにも見慣れすぎたSFサスペンス映画になってしまって、これまでのシリーズの良い所が全て失われてしまった凡作になりました。

「なぜ怪獣が現れたのか?」という謎が明かされるんだけど、見てる人は正直そこ関心ないだろ…。どうやらエイリアンシリーズと同じ過ちを繰り返してしまったようです。



・スターシップ・トゥルーパーズ レッドプラネット

このシリーズは何作出てどんな順番になってるのか、もうさっぱり解らないんだけど、コミコンで必死に営業してたので見に行きました。

いまは荒牧伸志を監督にして、フォトリアルな3DCG映画になってるんですね。

15年くらい前にみた、CGアニメのシリーズでも出来の良さに感動してしまったくらいなのですけれど、CGのクオリティがここまで来るともう実写を見てるのと感覚的には変わりません。それだけに女性キャラのコテコテなアニメ声優芝居にちょっと違和感が…。

話は大雑把だけど、なかなかゴキゲンな映画でした。そこそこ売れてくれるといいのだけど。


・ブラックパンサー
 
ヴィランがライカールトに似ている。


・15時17分、パリ行き
 
「アメリカンスナイパー」の時と同じく、事件のことをまったく知らなかったがとにかく凄すぎる映画でしたぞ。イーストウッドは史上最高の映画人と言ってもいいのではなかろうか。
ちょっとボンクラ入った3人の人生をひたすら落ち着いたトーンで描き続け、電車内で一気に爆発するかのごとく加速する展開がたまらないです。

スリーパーホールドでテロリストを制するのは第一回UFCで衝撃を受けた者としては感動のシーン。
柔術の教官が、いかにもなブラジリアン柔術家ヅラなのも良かった…

アメリカ人もサッカーシャツ着て旅行することを知って色々心強く感じます(笑)