2017年7月2日日曜日

「吉田豪の"最狂"全女伝説」読みました。

「吉田豪の"最狂"全女伝説」を読みました。 
全女がいかに狂っていたかという数々のエピソードは、以前に出た柳澤健氏の「1993年の女子プロレス」で知れ渡ったものと思いますが、インタビューしているメンツがだいぶ被っていることもあり、なんとなく姉妹編みたいな印象を受けます。

               
とは言えその狂気に満ちた話も、ASARIの顎が砕かれたり、武道館の豊田vs井上京のグダグダフィニッシュとか、フリーダムフォースとか、ルックスのいい後輩に対して異常に厳しいコメントばかり出す井上貴子とか、角掛留蔵に怒鳴られまくる新人(&片付けを手伝う客)とかを日常的に見ていたファンからすると「ああ、全女はそうだろうね」で大半の方々は納得してしまうんじゃないでしょうか(俺はそうです)。
ある意味こちらも全女の洗脳から解けていないと言えるのか…?

逆に、この異常な団体にあってギスギスした話が全くなく、呑気なエピソード連発のナンシー久美とか大森ゆかりの方に、より普通じゃないものを感じたりしましたよ。

ダンプさんのインタビューにもありましたが、当方熊谷市民なので、ダンプ松本の家は当時、結構な地元の話題になってました(笑)
そして同級生のS価G会の子の家で行われた集会に、ジャガー横田が来たことは未だに忘れられません。

個人的には山田敏代のインタビューが読みたいです。謎の髪切りマッチや、首のケガが元でトップから脱落していくとか、全女崩壊前にタイミングよく脱出…など結構掘れそうに思うんですけどね。

なんだか懐かしくなってしまったので、かつてのムックなど引っ張り出して読みふけってしまいましたが「女子プロレスラーと合コンをしたぞ!」の男子側メンツが今見ると色々おかしすぎるでしょこれ(笑)