2017年7月22日土曜日

トゥザフロンティア、まずはデビュー戦を快勝。

トゥザフロンティアが、22日の中京5レース新馬戦(芝1600m)でデビューしました。
体重は482キロ。牧場時代は500キロほどだったので、意外に減った感じです。まぁ、暑いせいもあるのでしょう…。

評判馬がそこそこ揃った印象ですが、単勝1.5倍の1番人気。
レースではポンと飛び出して好位追走。ホワイト騎手がいくらか促しながら進みます。
トビが結構大きい。
直線はモタモタしてこちらを焦らせるものの、残り100ほどで外に出すと、軽く手を動かす程度であっさり前を捉えてゴール前は流す快勝、兄トゥザワールドの未勝利戦を思い出しました。

陣営のコメントは以下のとおり。
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7/22  池江厩舎
22日の中京競馬では好スタートから道中は前目でレースを進める。直線は若さを見せながらも最後にいい脚を使い優勝。


「直線は内に行っても良かったのですが、調教師からは外の方がいいと聞いていたので、そのまま外へと誘導しました。最後に並んでからはグッと伸びてくれましたし、非常に能力のある馬ですよ。一度競馬を経験したことでまた学習してくれるでしょうから、この先も楽しみですね。今日はありがとうございました」(ホワイト騎手)


「ありがとうございました。直線に向くまでは良かったのですが、そこからは気難しいというよりも幼い面を見せてしまいましたね。ただ、初めての左回りということもありますし、それでいて最後はいい脚を使ってくれました。一度競馬を経験したことでまた良くなってくるでしょうし、今後も引き続き期待したいですね。この後はレース後の様子を確認しながら検討していきますが、暑い時期に無理して使うこともありませんから、いったん放牧に出すことも考えています」(池江師)


断然の支持を集めることとなった良血馬のデビュー戦でしたが、随所に幼さを見せながらも最後はいい脚で差し切って見事に勝利を収めました。使ってからの上積みも非常に大きく思いますし、今後が楽しみになったことは間違いないでしょう。この後はについてはトレセンに戻って状態を確認してからにはなりますが、暑い夏場をリフレッシュ期間にすることも考えているところです。
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初戦は微妙で2戦目から真価を発揮する兄弟ですし、相手の評判も気になっていましたがまずは無事に1勝を挙げてくれました。私の一口もようやく今年初勝利、嬉しいなぁ…。

ホワイト騎手もしっかり乗ってくれました。かつて絶望的な状況だったリズモアを勝たせてくれた恩は今でも忘れてませんよ!

奥のある勝ち方はしましたが、直さなければいけない課題も出てきましたので、秋から再始動でいいでしょうね。