2017年3月5日日曜日

毛色の変わったウルトラセブン展「ウルトラアイからみた宇宙」


水道橋の黄色いビル6階「TENQミュージアム」で開催されてる「ウルトラアイからみた宇宙」を終了直前に見学してきました。
http://www.tokyo-dome.co.jp/tenq/

TENQ、1800円とちょっとお高いけど、凄く浮遊感のある独特のプラネタリウム(?)というか劇場っつーか…。
まあなかなか面白いトコでしたよ。



肝心のセブンをやってる企画展エリアは、ふた部屋分のスペースと小さいですが、主だった展示は藤川桂介と上原正三が設定を無視してテキトーに書いたセブンの前日譚的なもの…

セブンの脚本家を実際にやった二人ですけれども、こういう設定無視な二次創作はどうなんですかね…?

遊星間侵略戦争の図解やウルトラアイ、ウルトラ警備隊の戦力図も。

もう一つの見所は、セブンに登場した全ての宇宙人を写真とキャプション、胸像(数体)で紹介。いつものメトロン星人やペロリンガ星人だけでなく、カナン星人や…



シャプレー星人(超弱い)、ブラコ星人などマイナーな連中の胸像が見られるのが素晴らしい!、アイロス星人はなかなかの迫力。
こんなのココ以外で見る機会は大変に少ないと思われます。
キャプションも、たとえばクール星人はかの有名な「人類なんてわれわれから見れば昆虫のようなものだ」という誰しもが「お前だよ!」と思わずにはいられないものであったり、はたまたシャドー星人の名ゼリフ紹介では、
 「降伏する、これ以上乱暴しないでくれ(すぐに怪獣を召喚)」
 「待ってくれ、今度は本当に降伏する(すぐに怪獣で攻撃)」
など、きちんとツボを抑えたものになっていました。
いや~、楽しかった。