2017年3月3日金曜日

今週の愛馬近況

今週は、5日の中山11レース弥生賞(G2 芝2000m)にグローブシアターが出走。
頭数も手ごろになりましたし、何とか権利だけは取ってほしい。力はあるはず…!
9日にはピグマリオンも大井で出走を予定しています。

そして今月のトゥザフロンティア。
相変わらず馬体は素晴らしいので、内臓やノドなど、高齢出産でよくあるトラブルがこれから出てこないことを祈るばかりです。

その他、今週の近況。
ケイブルグラムは帰厩早々に出走が決まりました。芝に戻すのか~…。

アロヒラニ
2/28  NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。
「この中間も良い意味で変わりはありません。そのため調教の負荷を少し強め出していて、今朝は3ハロン40秒くらいの時計を出しています。まだ探りながらではありますが、少しずつでも前へ進めつつ徐々に目標を定めていければと考えています」(天栄担当者)


ピグマリオン
3/2  浦和・平山厩舎
25日は野田トレセンダートコースで追い切りました(57秒0-41秒7)。
「先週、併せ馬を消化したことで精神面のスイッチが入ったのか、かなりヤンチャな様子を見せていましたので、1週前追い切りは単走で動かしています。体調を崩していた元気のなかった時期を考えれば良い傾向と捉えていますし、このままレースに向けて仕上げていきたいと思います。レースに関しては抽選になりそうですが全く入る枠がない感じではありませんので、まずは通ることを信じたいと思います。鞍上に関しては予定通り、笹川君で向かわせていただきます」(平山師)
9日の大井競馬(寒梅賞・ダ1600m)に笹川騎手で出走を予定しています。


ベルディーヴァ
2/28  NFしがらき
周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。
「ペースアップ後も脚元の状態は安定しており、引き続きこの中間も坂路では15-15に近いところを交えて乗り込みを行っています。先週と比べても少しずつ動けるようになってきていますし、乗り込みを重ねることで順当に上向いていますね。今後もリフレッシュ期間も設けるなどしてメリハリをつけて進めていきたいと思います。馬体重は502キロです」(NFしがらき担当者)


ケイブルグラム
3/1  国枝厩舎
1日は美浦南Wコースで追い切りました(70秒2-54秒5-39秒8-13秒5)。「前回入厩してきた時は少しだけ脚元に敏感な面を見せたので、最初のうちは坂路で動かすようにしていました。ただ、今回はそういった不安もなく、順調に調整をスタートできています。週末に入れたあとはじっくりと動かし、今朝から追い切りを開始しました。レトロクラシックという馬を見ながら後ろから進み、直線で仕掛けて並びかけていくような感じです。仕掛けてビュッと鋭く来る感じではないのですがしっかりと動けていましたし、悪くはなかったと思います。乗り手の感触も上々でしたので順調と言えるのではないでしょうか。前回は悪くないと思って送り出したのですが、思うような結果が出ませんでした。気持ちの面でフレッシュさが足りなくなっているのかなと見えなくもないレースでしたし、牧場からも“ここで今一度芝を試してみませんか?”という話があがってきました。瞬発力勝負となると分が悪いかなという気はしますが、良い心臓の持ち主でもあるので芝の長い距離の条件を考えてみようと思うんです。この後の具合次第になりますが、来週の阪神に2400mのハンデ戦という条件のレースがありますから、いちおうここを本線に考えてみようと思っています」(国枝師)
12日の阪神競馬(淡路特別・芝2400m)に出走を予定しています。


アウェイク
2/28  NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。
「最初のうちは乗っても15-15くらいのところに留めていましたが、動かしていっても脚元を含めて状態面に悪い変化を見せませんでしたので徐々に進めています。今朝は坂路で14-14くらいの調教を行ってみましたよ。この後の変化を確認していき、大丈夫そうであれば負荷を高めていきます」(天栄担当者)


グローブシアター
3/1  角居厩舎
1日は栗東CWコースで追い切りました。
「今朝はジョッキーを乗せてCWコースで3頭併せを行いました。まだ子供っぽさはありますが、ラスト1ハロン11秒台をマークしているように、非凡な能力も感じます。ここまでは順調に調整できましたし、なんとか本番への権利を取ってもらいたいですね」(岸本助手)

「今朝、追い切りに乗せていただきました。それほど調教で良さは見せないと聞いていましたが、確かにそんな感じでしたね。兄のエピファネイアには乗せていただいたことがありますが、跨がった感触は全然違いますし、とても穏やかな性格です。自分から前向きに走るという感じがなくて、道中も促したら促した分だけ動く、という印象です。あちこち物見もしているのですが、気性が難しいというのではなく、単にまだ幼いんでしょう。本当に良くなるのは先かもしれませんが、能力が高いのは間違いありませんから、レースではうまく流れに乗れるように心がけていきたいと思います」(川田騎手)
5日の中山競馬(弥生賞・芝2000m)に川田騎手で出走を予定しています。


トゥザフロンティア
2/28  NF早来
現在はウォーキングマシンで1時間の運動の後、週3回は屋内周回コースでハロン20秒のキャンター3000m、週3回は屋内坂路コースでハロン15~16秒のキャンター1本の調整を行っています。キャンター時の動きは以前よりスムーズになってきた印象があり、課題としていた脚捌きに素軽さが出てきたように見受けられます。徐々にトゥザヴィクトリー産駒らしい柔らか味と力強さが同居したいい姿へと変貌を遂げていますので、今後も状態を見ながらさらなる変わり身を引き出していきます。