2013年12月23日月曜日

インペリアルマーチ、馬体絞れず。

インペリアルマーチが、22日の阪神12R、ギャラクシーステークス(ダート1400m)に出走しました。
昨年は調教師の不手際で抽選除外されたこのレース。いわばリベンジマッチ。
増えすぎた体重を絞るために、苦手な東京コースを使った前走ですが、蓋を開けてみれば今回の体重は前走比-2kg。まるでヒシアケボノのように全然絞れていません。調教師はまともな仕事してください。

断然人気のフリートストリートが、レース直前で取り消しになり、「これはもしや…」と淡い思いを抱きましたが…。

レースではちょっとスタートで後手を踏みましたが、なんとそのまま中団待機。
すでに6歳。伸びる末足など全く無いこの馬の特徴は十分に理解しているので、この時点で実質レース終了。ゴールするまでを見守るだけとなりました。

「行った者勝ちの流れで、逃げ馬なのに抑えて中団待機」どころか、さらにコーナーから直線までずっとゴチャゴチャした位置から動けず、直線で追う事も出来ずと、もとからこの騎手には期待してませんがとにかく呆れるばかりです。



陣営のコメントは以下の通り。
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12/22  音無厩舎
22日の阪神競馬ではまずまずのスタートから無理せず中団の内でじっくり進める。勝負どころでやや窮屈になりポジションを上げられないまま直線を向き、最後は脚を見せたものの10着。

「今日は返し馬から落ち着いていて、スタート後もスッと収まりがついていました。一度使ってもっと行きっぷりが良くなっているだろうと思っていたのですが、折り合えるにこしたことはありませんし、道中はそのまま進めました。ただ悔やまれるのが勝負どころでうまく捌けなかったことです。あそこでスムーズに進出できていればもっといい走りができていたはずです。もう少し外目の枠からの競馬ならまた違ったでしょうし、今日はいいレースができず申し訳ありませんでした」(北村友騎手)

「馬体の仕上がりは良く見えましたが、ビシビシと仕上げていない分まだ中身ができていないようで、本来の行きっぷりが見えませんでした。トビの大きな馬なので、内枠だとスムーズにスピードに乗らないということもありますね。包まれて苦しい形になりながら最後まで頑張ってくれましたし、またこれで良くなってくれるでしょう。休み明けを2度使いましたし、脚元のこともあるので、ここでひと息入れてあげたいと思います」(音無師)

今日は内枠が災いしてすんなりと先行できず苦しい競馬になってしまいました。ただ、直線は脚があるところは見せましたし、使いつつの上昇に期待したいと思います。このあとは馬体をチェックして一度放牧に出す予定です。
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騎手、調教師どちらの言い分もどうしようもありませんが、「ひと息いれる」と言うのには参りますね。
「これで良くなってくれるでしょう」→「ひと息入れてあげたい」という無茶苦茶なコメントの流れが痺れる~。

インペリアルマーチにとっては残念な1年となりましたが、来年はなんとか一つ勝ってほしいものです。転厩してくれないかなぁ…。