2012年12月1日土曜日

アンブリッジローズ、新馬勝ち!!

12月1日の中山競馬5レース新馬戦(芝1800m)でアンブリッジローズ(父ディープインパクト 母クラシックローズ 母父コマンダーインチーフ)がデビューしました。

期待のディープ産駒とはいえ、過去にアルファホールに出資してしまった身ですから事前にはあまり強気になれません(笑)
陣営のコメントも、これまで「緩い」とか「使いつつ」とかあまりこちらが喜べるものがありませんでした…
とはいえ蓋を開けてみれば一番人気。さすが良血ですね。

レースはまずまずのスタートから先行集団のすぐ後ろへ。
人気を分けあったイヤーオブドラゴンをすぐ前に見る形で進みます。

1000メートル通過が69秒と、実況の人がややビックリする超スローで流れます。
最近の新馬戦ではありがちな、道中は調教並みのスローペースで流れて上がり勝負に。
4コーナー手前から上がって行き、先行集団の外から襲い掛かって見事に勝利!
1~5着までの着順がすべてクビ差と言う接戦で、ディープインパクト産駒らしい瞬発力が生きました。
追い出して首がグン!と下がる走り方がカッコよかったです(笑)
http://race.netkeiba.com/?pid=race&id=c201206050105&mode=top




ハロンタイム 13.1 - 12.6 - 14.9 - 14.9 - 13.4 - 13.7 - 12.9 - 11.2 - 11.3
それにしてもこれはスゴイ、ハロン14.9が2回も出てるとは本当に調教ですね~。

タイムが芝1800mなのに1.58.0とトンデモない遅さ。こういうときに必ず皆が思い浮かべるのがメジロブライトの新馬戦(芝1800mで2.01.6)ですがやっぱり私も例外ではありません。
まあ、向こうはそのスローを最後方から差し切ったので、比べればこちらはまだまだですが、まあなんと言うかいろいろとあやかりたいものです(笑)


私の出資馬たちはこれでピグマリオン新馬戦の1月以来、11ヶ月ぶりに勝利。長かった!
それまで2着5回3着6回とホントにやきもきしましたよ……



陣営のコメントは以下のとおり(クラブより許可を得て掲載しております)
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12/1  国枝厩舎
1日の中山競馬では優勝。
「道中はかなりペースが遅かったのですが、かかることなくしっかりと折り合えましたし、無理に前に出していくのではなく我慢して脚を溜めることを考えていました。流れに乗ってリズムよく走れましたし、直線ではいい切れ味を見せてくれました。全体にもう少し力強くなってくれば理想的ですし、そういった観点からは今日のようなきれいな馬場は良かったと思います。背中のいい馬ですから今後の成長が楽しみですね。今日はありがとうございます」(三浦騎手)

「中山競馬場は初めてでしたし、環境の変化にどれだけ反応するか気にしていたのですが、思ったよりも大人しくしてくれていました。パドックでも落ち着いて歩けていたからね。レースは非常に遅い流れになったけど、引っ掛かるようなところもなくうまく対応してくれました。上がり3ハロンはそれほど速いものではないけど、残り2ハロンは11秒前半でディープ産駒らしいビュッとした脚を使ってくれました。ただ、勝ち時計は決して威張れるものではないし、今日のレースだけではこの先がどうこうは言えませんね。勝てたのは良かったけど、体ももうひと回りパワーアップさせたいし、いったん放牧に出させてもらうかもしれません」(国枝師)

まだ非力なところは残っていますし今後の成長は必要でしょうが、トレセンへの輸送など環境の変化に上手く順応し、レースではしっかりと折り合って一番いい結果を残せたことは評価できるでしょう。この後はレース後の状態を見てから決めますが、心身のリフレッシュと成長を促すために放牧に出す可能性が高くなっています。
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当初は「使いながら…」と言いつつ放牧予定がでて、「あれっ?」とも思いますが、まあ勝てたからこそゆっくりできると言うものですね。緩い緩いと言われ続けてた馬だけに、もう少しじっくりやるのもいいかもしれません。
なんにせよ勝ててよかった。三浦騎手、国枝先生ほかスタッフの皆さんありがとうございました~。