2012年11月20日火曜日

ピグマリオン6着

ピグマリオンが、11月18日の東京競馬7レース、3歳上500万下(ダート1400m)に出走しました。

前走から中一週。休むか使うか検討し、前走が不完全燃焼に終わったための、結果を求めての出走。ココできっちり勝って心おきなく休みに入る。はずでしたが…

1枠2番から好スタートを切って2~3番手に付けかけますが道中でやや後退。
3コーナーでは何が起きたか思い切り手綱を引いて急ブレーキ。
これで「あーあ…」と諦めましたが、直線でも内で囲まれて何もできずに6着。

ここまで7戦、掲示板を外したことの無い(4着でさえ1回だけ)馬がついに着外になってしまいました。
とはいえこの内容で6着なのは逆に驚き。やっぱり力はあるのでしょう。



以下は陣営のコメント(キャロットクラブより許可を得て掲載しております)
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11/18  加藤征厩舎
18日の東京競馬では先団につけるも、3コーナーで狭くなるシーンがあり流れに乗り切れず直線でも伸びを欠いてしまい6着。

「前半から思ったほど進んで行かなかったことはありますが、今日は枠が内で余計にごちゃごちゃしてしまいましたし、特に3コーナーでは狭くなって下げざるを得ませんでした。あそこでブレーキを踏む形になったのは痛かったですし、流れに乗り切れませんでした。スムーズな競馬ができていればこんなはずはありませんし、もう少しいい位置から運びたかったです。今日は期待に応えられず申し訳ございません」(戸崎騎手)

「いつもの感じならば唸るくらいの行きっぷりで前へ行けるはずだし、もっと積極的な運びで行ってほしいと思っていたんですけれどね。行きっぷりがもうひとつだったのか、折り合い面を気にした部分があったのか思惑とは異なる競馬になってしましました。それに3コーナーに入る際の不利は勝ち負けを考えるうえで苦しいものでした。ただ、あれだけの状況になっているのに審議のランプも点かないというのは解せないし、納得がいかなかった。そのまま黙っていてはモヤモヤとなってしまいますからクリアにするためにも異議申し立てをさせていただきました。結果はなかなか覆らないのですが、アクションを何も起こさないよりはまだいいでしょう。それにしてもうまく行かずに申し訳ありません。全力で走った結果ならば致し方ないところなのですが、チグハグした競馬が続いてしまって消化不良な形になってしまうのがなにより申し訳ないです。すぐにリベンジしたいところですが、かなり使ってきていますし、そろそろお休みも入れてあげなければいけないタイミングなのは否めないでしょう。馬のレース後の状態や番組などをまず見てからよく考えます」(加藤征師)

今日は内枠でしたし、馬群の中で窮屈になってリズムが悪くなってしまいました。ここまでの走りからも上位争いできる力は持っていますし、次こそはスムーズな走りで結果に結びつけてほしいものです。この後はレース後の状態を見ながらどうするかを決めていきます
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不利を受けたということはありますが、それにしてもひどい騎乗でした。
一流騎手でも、毎回ミスが無いわけじゃないのは当然解ってますけど、だからと言ってこちらの気が収まるわけでもなし(笑)

外枠に苦しめられる事が多かった馬がようやく内枠に入ったと思ったら、今度は騎手が下手を打つ。なかなか思うとおりには行きません。
コメントを見る限り、加藤征師の歯がゆさもよく伝わってきて好感が持てます。
今年はもう終戦で仕方ないとしても、来年の夏までにはこのクラスは卒業しないとですね。



もうひとつ、今週ショックだったのはキャロットの2歳オルヴィエートの事故死。
出資はしてないのですが、レース出走を2日後に控えた金曜に放馬して死亡とは…
骨盤骨折で安楽死という状況は、トリプレッタとダブっていろいろと複雑な思いに囚われるなぁ。
レース直前だから、ある意味トリプレッタよりもショックは大きいのかもしれません(比べるものでは無いけれど)
馬と、馬に関係するすべてのかたがたにお悔やみを申し上げます。