2018年6月22日金曜日

見事な大団円「アニメ版 ウマ娘 プリティダービー」

この3か月間、日曜夜のお楽しみだったウマ娘が終了しました。

過去の名馬を牡牝問わず女体化する…要は三国志やらで行われてた手法が馬になってアニメ化したわけですが、かつては「ウマドンナ」などで壮絶に爆死した過去もあり、「まあどうせ色物だろうけど一応見てみるか…」程度で見始めたところ、「あれ、スペシャルウィークのデビュー戦、馬番が現実と同じだ?!」など、98.99年の競馬シーンを、史実に沿ったうえでいくつかのif、マンガ的盛り上げをとても上手く使った、大変に魅力的な女子スポーツアニメになりました。



主人公をスペシャルウィークにしたのが成功ですよね。歴史に残る最強馬というわけでは無いけど「弥生賞で完全に勝負が付いたかに見えた三頭の順位が皐月賞でまるっきり入れ替わる」「強力な先行馬を捕まえるためにはどう乗るか」「人気は外野が勝手に作る(秋天)」など、見てるファンを教育してくれる馬だったし、生い立ちからライバルから物語性は十分…。

競馬は記憶のスポーツですから、20年前に自分が何を考えて毎週競馬に参加してたか克明に思い出させてくれて胸が熱くなりましたよ。
弥生賞でキングヘイロー、皐月賞でスペシャルウィーク、ダービーでセイウンスカイ本命とか、いま思い出しても本当に恥ずかしいです(笑)

ダービー回では「キングヘイロー」がツイッターでトレンド入りして、20年経ってもネタにされてしまったわけですが、そんな彼もついにダービージョッキーに…。同年代としては色々とこみ上げてくるものがあります。

あとは熱が冷めないうちにゲームが一刻も早くリリースされることを祈るばかり。