2014年8月25日月曜日

アロヒラニ、ちょっと上昇

トゥザワールドが先週末に帰厩してました。
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8/21  池江厩舎
21日に栗東トレセンへ帰厩しました。
「ダービー後は北海道で充電期間にあて、秋の始動に向けてこのタイミングで栗東へ戻させていただきました。まだ戻ってきたばかりですからまずはこちらの暑さなど環境に慣らしつつにはなりますが、今のところセントライト記念を目標に調整していく考えです」(池江師)
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な、なぜセントライト記念……??菊花賞目標ということになってますが、天皇賞と両睨みなんでしょうか?


そして23日の新潟メイン、日本海ステークスにアロヒラニが出走しました。
昇級後は苦戦が続いていますが、今回もメインレース。テレ東やフジで見られる立場というのはじんわりと嬉しいもんです。


レースは、スタートでやや遅れてスローの流れを最後方追走。
そこから直線向いてチョロッと脚を使い8着に終わりました。



陣営のコメントは以下の通り。
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8/23  久保田厩舎
23日の新潟競馬ではややゆっくりとしたスタートになり最後方から進める。直線に向いて大外から差を詰めようと脚を伸ばすが8着まで。

「今日はペースに尽きると思います。とにかく最後の直線勝負を求められ過ぎるような展開に前半からなったのが厳しかったです。ただ、途中で気持ちを切らさずに走れていたようには思うんです。コーナーで立ち上がるような格好になったのはこれから動いていこうかとしたところで他馬の動きから狭くなってしまったもので癖を出したわけではありません。女の子のようなところがある彼で、人間側が動かしていこうとしすぎると突っ張るようなところがあるから、彼が動き出したときに促していけるのが理想的な形と言えるのかもしれません。前走よりは良い走りを見せてくれたように思いますし、また力をつけて前進する走りを見せてほしいと思います」(エスポジート騎手)

「最終追い切りの動きはすごくいいというものではなかったものの、一回使った分トモを含めて良くなっている部分も感じ取れていたので前進を期待していました。ここ最近はクラスの壁を多少感じさせられる一方で、気持ちが切れているのかしっかりと走りきれていないのかもしれないなとも思っていたんです。フルゲートまで行ってなかったのですから極端にキツいと言うことはないけれど、やはり馬群に入れて気持ちを作ったほうがいいだけに大外枠は歓迎できない材料でしたが、レースの形自体は悪くなかったように思います。ペース云々もあるからベストではないけれど、前回よりは最後まで脚を使う格好は見せていますからね。ただ、このあともあまりダラダラやりすぎると鮮度もなくなり悪いほうで慣れてしまいますし、このあとはしっかり休ませようかと考えてもいます。期間は牧場での様子次第になるでしょうが、じっくり立て直す時間をつくって体も気持ちもよりフレッシュな状態にして巻き返しを狙います」(久保田師)

前回は悪くない形で直線へ向かえたかのように思えたのですがグッと来なかったあたり物足りなさを感じさせられ、続けて使い、なおかつ内回りへの条件変更でパフォーマンスの良化を狙った今回でした。実際、前走よりはいいかなと感じさせてくれましたが、上位争いに食い込むことはできませんでした。そのことから、今後いい結果に結びつけ、さらに頑張ってもらうにはこのまま使っていくよりオーバーホールの期間を設けたいなと考えているところです。このあとはこのままノーザンファーム天栄へ放牧に出す予定ですし、牧場で休めてから次走へ向かっていきます。
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11頭立て8着ですが、前走前々走に比べて内容は良化しました。
スタートがもう少し良ければ掲示板もあったかと思いますが、勝ち馬とは0.5秒差。
目処が付いた感じでやや安心しました。あとは口向きが何とかなればなぁ~……。

この後は東京開催に合わせての復帰ですかね。