2021年8月23日月曜日

トゥザフロンティア引退

トゥザフロンティアが引退することになりました。


陣営のコメントは以下の通り。
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21/8/18  引退
「前走を見ても流れに乗せすぎると良くありませんし、次走は距離を短縮したうえで、終いにしっかりと脚を使わせるような競馬をさせようと考えていました。調教の感じからも衰えは感じませんでしたし、なんとか浮上のきっかけさえ掴めれば…と思っていたのですが、放牧後の話の聞くとどうも喉の状態が悪くなっているとのこと。レース直後は疲れを見せておらず、ジョッキーも特に何も言っていなかったのですが、完全に苦しくなる前に自分から走るのをやめていたのでしょうか。お母さんの最後の産駒と聞いていただけに残念ですし、ここまで満足のいく結果を出すことができず、会員の皆様に大変申し訳なく思っております」(池江師)

「前走はまったく力を発揮できずに終わってしまったので、次走は条件やレースの運び方を変えるなどしてきっかけを掴めるようにしたいと厩舎サイドと話をしていました。放牧後の脚元や馬体を確認する限り反動が目立ってくることはなかったので、この中間に周回コースで乗り運動を行ったところ、喉の音が気になりました。喉の音自体はこれまでの調整時も多少は聞こえてはいましたが、以前から跨っているスタッフに聞くと、前よりも酷くなっているとのことでしたね…。これまでは何とか保てていたかなと思えたものの、近走では気難しさを見せて結果がもうひとつでしたし、それに喉の不安が重なってしまったことを考えると、すぐに復調していい状態で次走へ向かうのは現実的ではないとの獣医師の診断でした。何とか立て直しを図りたいと考えていただけに、力になれず大変申し訳ございません」(早来担当者)

放牧で立て直して巻き返しを図りたいところだったのですが、残念ながら喉の状態が悪化しているとのことでした。それに加えてここ最近のレース内容、そして現在6歳という年齢的にも劇的な変化は見込みづらいとのことで池江泰寿調教師と協議を行った結果、ここで現役続行を断念し、競走馬登録を抹消することとなりました。会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。なお、本馬に出資されている会員の方へは追って書面を持ちましてご案内いたします。
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喉に関しては、デビュー前から言われていたにもかかわらずここまで「喉なりの所見はない」を繰り返して何もしなかった挙句にこれで引退です。
3勝できましたし、勝ち方はいずれも良かったので陣営がきちんとしていればオープンには行けたはずだと思います。本当に酷かった……

お疲れさまでした、残念。