2018年7月15日日曜日

トゥザフロンティア、残念な復帰戦。

トゥザフロンティアが、14日の中京8レース3歳上500万下(芝2000m)に出走しました。
抜群の調教とデムーロ騎乗で断然の1番人気。
無難なスタートから3番手を追走、1000m通過が58.9秒なので「早いか…」と思いつつも、4コーナー手前では先頭に並びかけますが、直線に入ると大きく内へ切れこみ、あとはそのまま流すだけの7着に終わりました。
陣営のコメントは以下のとおり。
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7/14  池江厩舎
14日の中京競馬ではまずまずのスタートから道中は3番手を追走。勝負どころからジワッと押し上げるも、直線で追い出されてからは伸びを欠いて7着。「申し訳ありませんでした。道中は息遣いの粗さは多少感じましたが、それでもちゃんと脚は溜まっていたと思うんです。ただ、悪くない手応えで直線に向かうことができたわりに、追い出してからはしんどくなって伸び切れませんでした。イレ込んでいた上にスタートしてから引っ掛かったことも敗因のひとつだと思いますが、もしかすると距離も少し影響しているのかもしれません」(M.デムーロ騎手)

「調教の動きも良かったですし、いい状態で送り出せたと思っていました。直線で伸びなかったのは休み明けの分か、あるいは距離もいくらか長いのかなと思っていたのですが、レース後の様子を見るとどうも熱中症のような感じでしんどそうにしていたんです。しばらく体を冷やして水を飲ませ、引き上げていく際の歩様には特に問題ありませんでしたが、この状態で続戦させるわけにはいきませんから、いったん放牧に出して立て直します。今日は本当に申し訳ありませんでした」(池江師)
休み明けでも走れる状態にあったと思うのですが、直線で追い出してからは内にモタれるなどして伸びあぐねてしまいました。どうやら暑さに堪えて熱中症にかかってしまったとのことですし、この後は放牧に出してまず体調を整えていきます。

7/15  NFしがらき
15日にNFしがらきへ放牧に出ました。
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うーん、相当に失望感の大きい結果となりました。兄たちは散々「暑いのが苦手」と言い訳しまくっていたにも関わらず、函館ではなくて今年一番の暑さになった日の中京で復帰なのもモヤっとしますし、速攻でしがらきに出されて秋まで帰ってこないでしょう。
2000mもいい加減やめてほしいし、どんどん時間が無駄にされていく気分です。
まあ、クラシックも降級もないから焦る必要もないのかもしれませんが。