2015年11月16日月曜日

ピグマリオン2着に健闘。

ピグマリオンが、15日の京都8レース、3歳上1000万下(ダート1800m)に出走しました。
予定されていた場所での出走ではありませんでしたが、調教でノンコノユメと併せたりでなかなかの調子を維持していた様子。

9番人気と人気はありませんがパドックでもなかなかの気配でした。

レースではスタートして少し押すと先行馬を見る形で好位の外目を進みます。
そのまま直線に向かって押し上げますが、その外を1番人気のトップディーヴォが楽な手応えでマクリに来て、直線では内から抜け出すモズスターと3頭並んでの熱い叩き合い。
「伸びろ!!!!」と思わず声が出ます。
外の馬にはかわされてしまいますが、内の馬はハナ差競り落として2着を確保!!




陣営のコメントは以下のとおりでした。
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11/15  加藤征厩舎
15日の京都競馬ではまずまずのスタートを切ると道中は好位を追走する。手応え良く直線に向き、最後までしぶとく脚を使っているが僅かに及ばず2着。


「少し一本調子なところがあって砂を被ると嫌がると聞いていましたし、前に行く馬が多くて位置取りがカギになるだろうと思っていたので、道中はそのあたりに気を付けて乗りました。ちょっとペースが速かったですし、直線で外から来た馬を気にして最後は止まりかけたのですが、道中で気分良く走ることができていた分、盛り返そうとしてくれました。負けてしまいましたが、馬はよく頑張って走ってくれましたよ」(シュタルケ騎手)


「4コーナーで外から馬が来て被せられてしまいましたし、欲を言えばその馬が来る前に動いて、直線ではつつかれつつ頑張るという形であればまた違った可能性はありますね。それでもしっかり走っていますし、去勢して変わってくれているのでしょう。今日は東京競馬場に臨場しているのでまずはトレセンで馬を見てからになりますが、今回のいい走りをしっかり次につなげていきたいです」(加藤征師)


ゴール前は手に汗握る激しい追い比べ。人気を集めていた勝ち馬には半馬身及びませんでしたが、速いペースの中で最後までよく頑張ってくれていたと思いますし、今後につながるレース内容だったのではないでしょうか。この後については馬体を確認してから検討していきます。
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僅差ではありますが見た感じ、勝ち馬は強い競馬をしましたから2着は健闘と言っていいでしょう。
これで去勢後は4着、3着、2着と安定して走れています。やった甲斐があったなぁ。

年内に中山でもう一戦できますかね。