事前の告知で「井上泰幸さんが特撮美術監督を務めた代表作の1本『日本沈没』(1973)は、諸事情により今回は上映いたしません」などの但し書きも。それはそうだろう…
オールナイト上映前に、樋口真嗣、佛田洋、三池敏夫のお三方のトークショーあり。
樋口さんが、「CUT」誌のインタビューで着ていたジェットジャガーのTシャツをここでも着て来たのが一番印象に残りました(笑)
司会:「庵野秀明監督は『宇宙轟天が好きなんです!』と言ってますよね」
樋口:「あいつは好きなもの多すぎるんだよ!(会場笑)マイティ号とか宇宙轟天が好きって言う割には、バッカスⅢ世とかダメらしい、基準がわかんない!!(会場笑)」
などなど、トークもなかなか場を温めてくれました。
妖星ゴラス
先日DVDで再見した直後だったのですが、南極基地のシーンをスクリーンで見られたのは嬉しいですね。
「マグマが出たらちょっと寝よう」と思っていて、そのとおりストンと寝たのですが勢い余って津波のシーンが終わるまで眠ってしまいました…
ああ!!!(泣)
ゼロ・ファイター大空戦
上映作品のなかで、唯一未見でしたがかなり楽しめました。
女性が1人も出てこないのが最高です(笑)
ラストの電探基地攻撃は、スターウォーズのデススター攻撃と展開が似ているような…
ルーカス先生、これを見たのかしら?
何度観ても異様な映画です。
先日、大槻ケンヂさんもココで言っていたように「低予算で人があまり出てこないがうえに、妙な恐怖感が出ている」というのがまさにぴったり当てはまります。
最後のゴジラとヘドラの対決も静かすぎるもんなぁ…
惑星大戦争
これまでずっと「スターウォーズが日本に来る前に速攻ででっち上げた映画」だと思ってたのですが、
この日のトークショーで「『対、スターウォーズ』と言うより時期的に見て『対、宇宙からのメッセージ』の意味合いの方が強い」という発言が。
特撮オタを長い事やってても、まだまだ知らないことばかりです(笑)
「音楽担当が、深作欣二といつも組んでた津島利章で、宇宙からのメッセージを邪魔するため先に依頼を…」など、状況証拠もなんとなく辻褄があっているような気が。(笑)
「あえて一番最後に持ってきました!」という樋口さんがおっしゃってましたが、眠気もピークになる時間帯にこの映画は相当厳しい試練で、大部分は寝てしまいました…
ま、しょうがないですね。
何回来ても、新文芸座のオールナイトは楽しい企画が多くて、また足を運びたいものです。