2013年1月20日日曜日

銀の匙6巻発売!…と、アンブリッジローズ9着

荒川弘さんの「銀の匙」、6巻が発売してました。
                       

初めて読んだときに「これ『じゃじゃ馬グルーミン☆UP』と『もやしもん』が合わさったようなマンガだね」と言ったらいろんな人に賛同されました(笑)
1巻最初のシーンとか、「じゃじゃ馬」とまるっきり同じだし…

当方、人に勧められて、昨年の夏ごろ読み始めた遅れてきたファンなのですが、
1巻での「ホルスタインのカタログ写真を見てニヤニヤ」という一口馬主としては「あるある!」と言いたいシーンや、ばんえい競馬を観に行く話などで一気に掴まれてしまいました。



今回は馬術大会のシーンで鐙が外れてしまいましたが、3年前のこのレースを思い出します。(かなり早い段階で鐙が外れたけど2着完走、場内大拍手)


6巻最後はなんだかすごい引きになったので、次も楽しみです。
帯にもありましたが、ノイタミナ枠でアニメ化決定とのこと。
「じゃじゃ馬グルーミン☆UP」連載時にも、「牧場で働きたい!」と、アレな人が北海道に多数現われたというのは有名なので、もうなんかいろいろ不安と期待が入り混じります(笑)



さてそろそろ現実に戻らなくてはいけませんが、19日は中山競馬9レース若竹賞(芝1800m)にアンブリッジローズが出走。

ここを勝ってクラシック戦線に名乗りを上げたかったのですが、スタートがイマイチで後方を追走。
前走の超スローと打って変わって中盤がかなり緩まないペースで流れます。
4コーナー前から騎手の手が動きますが、上がっていく脚もなく12頭立ての9着に…

陣営のコメントは以下のとおり(クラブから許可を受けて掲載しております)
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1/20  国枝厩舎
20日の中山競馬では中団後方を追走し、レースが動いたタイミングに鞍上の手も動き出したが、最後は余力がなくなり9着。

「スタートがそこまで速くはなかったので結果的に後ろでしたが、想定内のものでしたので慌てずに進めました。ただ、懸念はしていましたが馬場が堪えてしまったように感じます。ペースアップ時に反応は見せてくれているもののそこだけであとはふらふらし、手前も替わってしまっていました。上がってきてからもフーフー言っていたし、今日は掘れてしまうほどの緩い馬場で体力をかなり消耗してしまいました。最後は無理をしなかったのもありますし、今回が力を表した結果ではありません。トモもグニャグニャでまだまだこれからと思える馬です。追い出したときのアクションなどからやはり走る馬と感じましたし、先々の成長が楽しみです」(三浦騎手)

「新馬戦と同じ条件でどれだけの走りを見せてくれるかと期待したのですが、先週の雪の影響の名残もあってか馬場がゆるく堪えてしまったようです。馬は落ち着きもあって悪くなかったと思いますが、前回は極端なペースでしたからね。今回がデビュー戦のようなものですし、これも経験。これからですから悲観せずに見てあげたいですね。最後は無理をしていなかったけれどタフな馬場で走ったあとだし、ダメージの有無をよく確認してからこのあとについて判断します」(国枝師)

初戦の内容がよく、期待を持って臨んだ2戦目でした。馬場の傷みは多少覚悟していたものの、緩くて掘れてしまうほどの馬場コンディションが堪えてしまいました。時計が速くなったときの対応ができるかはまだ何とも言えないものの、パンパンの良馬場になれば走りも変わってくるはずです。このあと続戦するか放牧を挟むかはレース後の状態を見極めてから判断します。
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あんまりな負け方でした。少しでもいい材料を探すとすれば、前走からタイムが7.4秒も縮まったことくらいでしょうか……惨敗してるけど。

これでクラシックなどと言える身分ではなくなったので、あとは成長を待って地道に行きましょう。

しかし、馬場が緩かったとは言え一応良馬場発表。これでダメだと重馬場やダートは完全に無理ってことになりますね。なかなか厳しいです。