2012年7月19日木曜日

特撮の神様・円谷英二の実像に迫る!

ちょっと前ですが、7月7日に新宿ロフトプラスワンで行われた
木原浩勝プロデュース・大怪獣サミット14「特撮の神様・円谷英二の実像に迫る!」に行ってきました。
「大怪獣サミット」を見に来るのは2回目ですが、相変わらず貴重な話が聞けるいいイベントでした。
 微妙なおみやげをくれるのも毎回の事ですねw


出演は、木原浩勝、右田昌万(ひとことも喋らなかったw)中村哲。(敬称略)
ゲストは、中野昭慶(特技監督)鈴木桂子(特技記録)
円谷英二監督の最もそばにいた、助監督と記録係から様々なお話をうかがう。と言う試み。


円谷監督は非常に忘れっぽくて、鈴木さんの記録をいちいち確認しないと仕事が始まらない。とか何気なく受け取っている「記録係」という仕事の重要性が改めて鮮明になったり。


昭慶さんはもう80歳近いのに実にハキハキした喋りでお元気そうでした。このまま元気でいて欲しいものですね。
円谷監督の関連書籍などでインタビューを受ける機会も多い昭慶さんですから、本に載ってた覚えのある話も多かったのですが、やはり当時の現場にいた人の話を生の声で聞くって事が重要です。

誰もが嫌がっていた「妖星ゴラス」の助監督に指名された際は、仲間から「よかったなあ!!(笑)」などと祝福(笑)されたという、まるでダチョウ倶楽部のごとき状況に笑いました。

黒沢組との争いで「そっちが天皇ならこっちは神様だ!」という伝説の話を詳しく聞けたのはちょっと震えたな~。

最後は、精巧な円谷監督人形を囲んで写真撮影。物販の告知がクドいこと(笑)以外は実にいいイベントでした。次の機会も足を運びたいものです。