2020年5月11日月曜日

ケイブルグラム、4戦連続2着。

ケイブルグラムが、10日の新潟4レース障害未勝利4(芝2890m)に出走しました。
いつものようにスタートで出遅れますが、その後は快調に障害を飛びながら挽回して好位へ。
4コーナーでは相変わらず置かれてしまい、直線を向くと先頭に立ちかけた1番人気の馬が目の前で落馬!
なんとか立て直して追いすがりますが、届くわけもなく4戦連続の2着に終わりました。
陣営のコメントは以下の通り。
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20/5/10  高橋文厩舎
10日の新潟競馬ではゆっくりとしたスタートで最後方から。1周目のホームストレッチでじわっとポジションを上げていき先団につけて勝負どころへ向かうが勝ち馬を捕らえるまではいかず2着。

「調整過程ではちょっとぽわんとしていて気合いが入り切れていないかなとは思いましたが、読み通りブリンカーを着けて競馬へ行くと問題なく対応してきますね。経験を重ねて、競馬というものをはっきりと理解しているのでしょう。レースだとかかるくらいの行きっぷりを見せていました。見る限り、道中で大きな課題はなさそうに思えるのですが、そのあたりがどうだったかは蓑島ともまた擦り合わせておきます。最後の障害を飛越したときに目の前で落馬のアクシデントがありましたが、巻き込まれなかったのが何よりだと思いました。馬がびっくりしてしまったはずなので、あのシーンがなければ詰めることはできたのかなと思うものの、勝ち馬は楽に立ち回れていましたから差し切るまではさすがになかったのかなという気もします。毎レース、前に何かいるので歯がゆいけれど、軌道に乗って安定して走れているのは確かですから、それなりのレベルでコンディションをキープしつつ競馬へ向かっていくようにすれば、いずれチャンスは巡ってくるはずなので、辛抱強く接していきたいです」(高橋文師)

調整段階ではやや気合い不足に思え心配したところもあったのですが、レースへ行けば問題なかったようでこの馬のスタイルで上手く立ち回ることができていました。好位につけることができた時点で勝機が巡ってくるかと思えたのですが、残念ながらスムーズに立ち回った勝ち馬には及びませんでした。非常に残念ではありますが、安定して走れているのは紛れもない事実なので気持ちを切らさずコツコツと走り、地力を強化したうえで勝利し、クラスが上がっても頑張れるようになってもらえたらと思います。今後に関してはレース後の状態を見てからになりますが、走るたびに背中、腰、トモと後ろ半身に疲労を溜めがちな馬なので、ケアを第一にこの後の過程をどうするか判断していくつもりです。
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落馬の影響はありましたが、それがなければ3着だったと思うので文句は言えません。
うーん、中一週でまた新潟を使ってくれないかしら……?