2017年10月9日月曜日

ケイブルグラム、完全に囲まれて4着

ケイブルグラムが、8日の東京8レース3歳上500万下(芝2400m)に出走しました。
3歳馬ばかりの8頭立て、単勝2倍を切る人気になりました。
普通にスタートを切りますが、騎手は出していかなかったために常に周囲を完全に囲まれる形で中団から。そのまま直線に入っても全く行き場がありません。
速い足のないもっさりディープですから、こうなってしまうと何もできずに4着。酷すぎる…



陣営のコメントは以下のとおりでした。
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10/8  国枝厩舎
8日の東京競馬では中団内々を追走する形になり直線へ。何とか差を詰めようとするが及ばずに4着。

「前回はもうひとつだったけど、今回はブリンカーをして集中していると先生から聞いていました。実際のところ雰囲気は良かったです。しかし、内枠スタートでずっと囲まれる形になりました。直線に向いて何とかスペースを見つけて追い上げていきたかったのですが、みんなが同じようにスピードをあげましたからね…。今日は上手く乗れなかったです。本当にごめんなさい」(ルメール騎手)

「前回は良かれと思ってブリンカーを外してピリッとしきれませんでしたから、今回は予定通り着け直して改めてという気持ちでした。ルメールにも着けたから自信を持ってと言って送り出したんですけどね…。結果的に相手なりの競馬になりスペースがなく、そのまま良さを発揮しきれずに終わってしまいました。もっと自信を持って出していくなり、途中から強引にでもこじ開けていくようにして欲しかったのですが、結果論に過ぎませんよね…。非常に残念な結果となってしまいました。2戦続けて期待を裏切ることになってしまい申し訳ありません」(国枝師)

今回は満を持して臨んだ一戦だったのですがマークがキツく、包囲網を張られたかのように身動きが取れなくなり、勢いに乗せ遅れた分だけ負けてしまいました。人気馬の宿命ではあるのですが悔しい限りです。鞍上も頻りに謝っていましたし、今回は敗因が明らかですから次こそはという気持ちです。精神的ストレスはあるでしょうから、今決めつけないでレース後の状態をよく見た上で今後をどうするか判断していきます。
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少頭数でよくある内枠の負け方の典型例になってしまいました…。
よくあるパターンだけに、騎手はそれを予想して対応するもんだと思ってましたけど、平場の500万ごとき、リスクを犯してまで勝ちに行く気もないってことでしょうか。

こんなに謝られちゃ仕方ないけど、それにしても酷かった。
なんとか今年のうちに500万を勝ちあがってくれると良いのですが。
また新潟のダート2500でもいいと思います。