2016年9月25日日曜日

ケイブルグラム、消極的な騎乗で3着。

ケイブルグラムが、25日の中山6レース3歳上500万下(ダート2400m)に出走しました。
スタートから押して3~4番手の外目を追走、そのままタラタラと隊列変わらず4コーナーへ。
「ダートの長距離なんか後ろから差してこねえんだしジリ脚なんだから、さっさと逃げ馬捕まえに行けよ」と思ってたら案の定、直線向いてもサッと動けず流れ込んだだけの3着。
2着の逃げ馬は藤田菜七子か…



陣営のコメントは以下のとおりでした。
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9/25  国枝厩舎
25日の中山競馬では前半から行きっぷり良く先団の外を追走。手応え良く勝負どころへ向かい追い出すが、そこからがジリジリとした伸びで3着。


「ズブいところがあると聞いていましたので、ゲートを出てから促して前から離され過ぎないように進めました。道中は内の馬を見ながら、今日のような湿ったダートでも悪くないリズムで追走することができていたものの、ペースが緩んでいましたし、結果を考えるともう少し積極的に出していっても良かったかもしれません。また、直線では上体が浮くようなフォームになりましたから、トモがもう少し強くなってくれば理想的ですね。今日は僕の位置取り次第でまた違ったでしょうし、いい結果を出せず申し訳ありません」(柴山騎手)


「雰囲気は悪くなかったですし、長い距離になって良さが出ればと思って見ていました。実際のところ前目のポジションから運べて悪くないかと思ったんですけれどね…。4コーナーを回るときの手応えを見ると勝てるかと思うくらいなのですが、そこからがジリジリジリ…。う~ん、内容は良くなっているものの肝心なところで歯を食いしばれない印象で、そのあたりに物足りなさを感じるのも否めませんから、何とかいい方へ変えていきたいです。このあとはレース後の馬の様子と長めの距離の番組を照らし合わせつつ、続戦できるかどうかを判断していきたいと思います」(国枝師)


前回の敗因ははっきりしていましたから距離を延ばして自分のリズムで走ることができれば巻き返しは可能だと見ていました。そのような中でのレースでしたが、前半から良いリズムで走れており、これならと思えました。4コーナーでは勝利を意識したほどだったのですが、そこからが案外で前を交わすこともできませんでした。本気のスイッチが入ってくれればもっとグッと来るはずなだけに歯がゆいですが、前回から良化したのは確かですので次はさらに前進してくれることに期待したいと思います。このあとについてはレース後の状態を見たうえで判断していきます。
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キャロット会員の怨嗟を一身に集める柴山ですけど、こりゃダメだとしかいえない消極騎乗でした。
まあ、イライラすることばかり起こると思いますが、この馬とは長く付き合っていきましょう。