2016年6月26日日曜日

アロヒラニ、重賞初出走で掲示板確保。

アロヒラニが25日の東京8レース、東京ジャンプステークス(JG3 芝障3110m)に出走しました。
初の重賞挑戦です。
意外にも2番人気、ちょっと人気しすぎでしたね。



中団の後ろにつけますが、今までとは一味違う障害ですのでだんだん置かれていく感じでした。
前走とおなじようにコーナー手前から押し上げに行きますが、直線では余力が無く5着。



陣営のコメントは以下のとおりでした。
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6/25  久保田厩舎
25日の東京競馬では序盤にスムーズに流れに乗れず後方を追走する。勝負どころでは勝ち馬らを見ながら前との差を詰めにかかったが、直線では脚色が一杯になってしまい5着。


「テンはそれなりに出してはいたのですが、ちょっと勢いが付くまでに時間がかかってしまいましたし、やはり理想を言えばもう一列、いや二列くらいは前で運びたかったです。道中の飛越はスピードに乗ってビュンビュンというわけではなかったものの、無難に対応してくれたと思います。2周目に入る時に前に勝ち馬などいい目標になる馬がいて、そのあたりと一緒に上がって行きたいなと考えていましたが、3コーナー付近で上位馬がかなり楽だったのに対して、こちらは付いて行くので一杯になってしまいました…。直線も頑張ってくれたのですが、さすがに最後は苦しく、なかなか差を詰められませんでした。僕がもう少しでも上手く乗れていたらと思うと悔しいですし申し訳ありませんが、現状ではいろいろな経験を積んで、さらに力を付けていきたいですね」(五十嵐騎手)


「ゲートの出自体は悪くなかったと思いますが、序盤の障害でリズムに乗り切れず、位置をさげてしまったのは痛かったですね。また、それ以外の飛越も、決してダメではないものの上位馬はよりスピードを保ったままでしたから、その点も今後のポイントにはなりそうです。ジョッキーはもう少し内でジックリと運んでいたら、勝てなかったにしても着順は違ったかもしれないと言っていましたが、このタイミングでG1馬に正攻法で挑戦できたことは現状の力を見る上でも大きく、意味のある競馬ができたと思います。一番喜んでいただける結果を出せずに申し訳なく感じていますが、今日の結果は結果としてしっかりと受け止め、経験を重ねつつ今後の成長につなげていきたいですね。この後は少しリフレッシュ期間を設ける考えですが、障害のオープン競走は番組に限りがあるので、理想は夏の新潟などを視野に入れつつ、状態を見ながら実際に向かえるかどうか判断していきます」(久保田師)


連勝の勢いに乗って果敢にG1馬に挑戦しましたが、結果を考えるとまだこれからの慣れや経験も必要になりそうです。それでも今日が障害4戦目とまだまだこれからの上積みも期待できるでしょうから、先々では今日の上位馬にリベンジを果たしたいものです。今後は夏の番組を見ながらも、レース後やリフレッシュ放牧時の様子をしっかりと確認してから、どうするか決めていきます。
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さすがに重賞ともなると簡単ではなく、連勝はストップ。
かなりの相手強化と障害難易度の上昇、乗り替わりなど厳しい条件は重なりましたが、それでも掲示板は確保してくれたので「よく頑張った!!」と労いたいです。
オジュウチョウサンには圧勝されてしまいましたが、他の人気馬ユキノスライダーやビップハテンコウには先着してますしね。

全く悲観する内容ではないので、次は新潟で巻き返しましょう。