2012年6月22日金曜日

EURO2012

どうも小林です。

先ほど、サッカーEURO2012準々決勝の初戦が終了しました。

6月に入ってEURO開幕当日にWOWOWを契約し、以来サッカー観戦漬けの日々を送っております。
1日に2試合、ヨーロッパサッカーに舌鼓を打ち、その息抜きになでしこリーグやなでしこジャパンを観戦。と書くとなんだか廃人のようだ…

すでに準々決勝も1試合終わりましたが、ここでグループリーグの回顧でもしてみようかと思った次第。


●グループA(カッコ内は勝ち点)
1位チェコ(6) 2位ギリシャ(4) 3位ロシア(4) 4位ポーランド(2)

初戦を1-4で落としたチェコと、アウトサイダーと思われたギリシャが勝ち抜け。
とは言え、ギリシャが開幕戦で見せた気迫を考えると、特に驚くほどの番狂わせと言う感じではありませんでした。
国の厳しい事情が勝つ力になる。という例は、去年のなでしこジャパンでも記憶に新しいですし。
ロシアは初戦が良すぎて油断でもしたんでしょうか…?


●グループB 
1位ドイツ(9) 2位ポルトガル(6) 3位デンマーク(3) 4位オランダ(0)

ドイツが力を見せましたが、内容は「死のグループ」の前評判どおりの激戦。
EURO92以来のデンマークファンである当方にとってもとにかく熱いグループでした。
デンマークが意地を見せたおかげでこのグループが面白くなりましたね。

オランダはファンバステンが監督をしていた頃はとにかく衝撃的な破壊力を見せてくれましたけど、何だかすっかり微妙なチームに…
ドイツは初戦を見た限り連携に難がある感じで、正直優勝候補の前評判ほど良くは思いませんでしたがとにかく勝負強いですね。

どのゲームも1点差で、どう転ぶか解らないスリリングな展開でした。
ポルトガル対デンマークの決勝点のシーン、あそこでS・ポウルセンがシュートに対して体を張ってさえいれば…


●グループC
1位スペイン(7) 2位イタリア(5) 3位クロアチア(4) 4位アイルランド(0)

結果を見ると順当ですが、クロアチアはなかなかいいサッカーをしていました。
スペインが最も強かったのはEURO08だと思っていましたけど、さすがにここでは落ちないですね。
ピルロのパスは相変わらず美しい軌道を描いています。
トーナメントではイタリア応援だな…


●グループD
1位イングランド(7) 2位フランス(4) 3位ウクライナ(3) 4位スウェーデン(3)

大会前にチーム崩壊してるんじゃないかと思ってて、初戦の内容もひどかったイングランドがトップ通過。正直意外です。
イングランド代表のサッカーは好きじゃないのでウクライナに通過してほしかったなぁ~。

フランスは足元のパスがほとんどであまりいいチームとは思えなかったし、スウェーデン戦でもだらしない限りでしたが、選手の質的にはスペインとタメを張れるレベルですから、何とかひと泡吹かせてほしいところ。


●グループリーグの全体回顧
グループ内で力が劣ると思われていた、ギリシャ、デンマーク、クロアチア、ウクライナ、といったところが意地を見せたおかげで、軒並み3戦目までもつれる展開になって熱く盛り上がりました。
さらにいいのは、もつれた上で本命がきっちり底力を見せて勝ちあがる。という点。
大本命がコロコロ負ける最近の競馬や、あの02W杯みたいに波乱続出だとそれはそれで冷めてきますから(笑)

欲を言えば、開催国はどっちかでも通過してほしかったですけどね…


●決勝トーナメント展望
チェコ対ポルトガル、フランス対スペイン、ドイツ対ギリシャ、イングランド対イタリア
先ほど好ゲームの末にポルトガルが勝ちましたが、ほかのカードもなかなかいいですね。
フランスとスペインの対戦は何度も見ましたが、イングランドとイタリアが大きな大会で戦うのは90W杯以来かな?

決勝はフランス対イタリア希望。…って、この対戦もさんざん見たけど。