2016年7月9日土曜日

「第16回本格ミステリ大賞受賞記念イベント」に行って来ました。

ちょっと前ですが、「第16回本格ミステリ大賞受賞記念イベント」に行ってきましたよ。

出演者、場所は以下のとおり。
「八重洲ブックセンター」8階特設会場
13:00~14:00 トークショー 司会=佳多山大地
小説部門『死と砂時計』鳥飼否宇/推薦人=太田忠司
評論・研究部門『連城三紀彦全作品ガイド』浅木原忍/推薦人=法月綸太郎

入場料代わりに両受賞作と、辻真先さんのアニメ本を購入。
3冊だけで5000円越え、うーむ…



連城ガイド本は同人誌なのですね。
評論部門を受賞した浅木原さんは、東方の同人やってて緊張のためかプルプルしてる兄さんでした。
                

で、鳥飼氏の「死と砂時計」読んでみました。
「監察官ジェマイヤ・カーレッドの韜晦」「墓守ラクパ・ギャルポの誉れ」などのサブタイトルが示すように、ブラウン神父モノの臭いを漂わせる連作短編。
「ほうほう、チェスタトンですか」と思いながら読み進め、面白いながらも予想の範囲内で最終盤まで進む中、最後の一行で驚愕。こいつぁ参ったね(笑)
納得の大賞です。

ひととおりのトークが終わって各人に今後の予定を振る中、
佳多山:法月さんの…今後の予定は……(会場失笑)
法月:みなさん…本が沢山出て羨ましいですね…(小声、会場失笑)

一体なぜこの部分で一番の笑いが起きてしまうのでしょうか?(笑)