2012年12月4日火曜日

オクターブユニゾン2着 く、悔しい…

オクターブユニゾン(2歳牝 父メイショウサムソン 母インディスユニゾン 母父サンデーサイレンス)が12月2日の中京競馬5Rの2歳未勝利(芝2000m)に出走しました。

このレースでは、前走で馬券圏内に入った馬がなんとオクターブユニゾンだけという低レベルなメンバー。
さらにこの前日の未勝利戦で、前走、前々走と接戦だったクレスコモアが楽勝して、ますます「こちらも行ける!!」という期待が高まります。

馬体重の細化が不安な馬ですが今回はマイナス6キロとちょっと微妙な体重に。
それでも低調なメンバーを反映してか1番人気に推されてレースへ…

まずまずのスタートを切りますが、1コーナーでなんだか中途半端な位置取りになってしまいます。
中段のインから進みますが「うーん、これ出てこられるのかなぁ…?」と、なんだか不安になってきます。
直線に入ると、周りは一生懸命に仕掛けているのにオクターブユニゾンの北村友一騎手はのんびりと進路を探してさまよっている有様。7番のオースミミズホが抜けた後、その外に持ち出してから追いはじめて伸びますが、オースミミズホに半馬身まで迫った2着でゴール。
スタートから騎手の消極性が目立った痛恨の敗北でした。

とくに、4コーナー回ってカメラがアップになった際、勝ったオースミミズホは騎手が必死に手を動かして仕掛けてるのに、こちらはのんきに横移動してるのはみっともなかったですね。
メイショウサムソン産駒なんだからいち早く仕掛けてくれないとなぁ…



●レース結果
http://www.umadb.com/uma/au15475/history/race/r201212020205/

陣営のコメントは以下のとおり(キャロットクラブ様より掲載許可を得ております)
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12/2  高野厩舎
2日の中京競馬では中団を追走。勝負どころでは前を射程圏内に入れていたが反応の差もあってから勝ち馬に及ばず2着。

「取りたい位置を勝ち馬に取られてしまいましたし、うまくいきませんでした。申し訳ありません。背腰が弱くてハミにもモタれてしまうのでポイントのところでスッと動けず、そうしている間に前にあった進路が狭くなりかけてしまいましたので外へと切り替えました。坂を上がってからエンジンがかかっているように平坦ならまた違ったでしょうが、上体を起こした走りができるように体がしっかりしてきてくれればよりいいものになってくれるはずです」(北村友騎手)

「ここはメンバー的にもキッチリ勝っておきたかっただけに悔しいですね。ジョッキーが言うように後ろがまだパンとしていないのもあってハミに乗っかる走りをしてしまうんです。極力体を丸めて走れるようにしていきたいのですが、体長がある馬でもあるし、無理矢理にすると却って負担もかかりますからね。今日のパドックを見ていただいてもわかると思いますが、お世辞にも1番人気と言えるしっかりとした体ではなかったんです。大きいけれどカイバの食いが細いので身になるものもならないからなのですが、今後もいちばん配慮してあげなければいけないと思います。スタートはまだ課題があってそのことからレースも受動的になってしまうけれど、これまでのなかでは良かったと思います。レースっぷりも段々と良くなってきてますから今のいい流れを大事にしていきたいですね。権利を取っているだけに悩ましいところですが、現状を考えると詰めて使うのは得策ではないと思うんです。様子を見てから最終的に判断しますが、基本的にはふっくらさせるための放牧に出すつもりです」(高野師)

回を重ねるごとに内容も良化していましたし、今回は結果もいいものにしたかったですが、残念ながら今回は勝ち馬が一枚上手だったのでしょう。ただし、この馬自身まだ完成されておらず頼りないなかでもいい走りができるようになっていますし、いい傾向にあるのは間違いありません。今のところ今後は馬体回復のためのお休みに充てる予定ですが、次走が楽しみです。
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本当に、こんなに相手に恵まれるチャンスはそうそう無いと思うので悔しい限りです。
いまだに産駒未勝利のメイショウサムソンなので、初勝利した子として名前が残せるチャンスだったのですが(笑)

とはいえ今回は2着ですから、3戦連続で着順を上げました。次走こそはもう一歩上に行きたいものです。

それにしても、毎週更新を見てるけど「ハミにモタれる」なんてのはまったくの初耳。
あんまり手元で見ない厩舎なので、またしがらきに放牧でしょうかね。

前の日にアンブリッジローズが勝って出資馬の連敗を止めてくれたので、こちらにも大きな期待をかけていましたが、なかなか「ケチャップドバドバ!」とは行きません。
勝つのって本当に大変です。