2012年11月12日月曜日

ASエルフェン狭山vs岡山湯郷Belle  なでしこリーグ2012最終節

今週も、時間が空いたのでなでしこリーグを観戦してきました。もう最終節ですしね。

NACK5スタジアムの途中にある氷川神社では、七五三の家族連れでにぎわってました。

 10チーム中9位に沈む、ホームのエルフェン狭山と、初の3位を狙う岡山湯郷Belleの対戦。
ものすごい曇天です。。。



サポーターの弾幕も。「結束PRIDO of 狭山」……PRIDO?、PRIDE?

湯郷の試合を観るのは、5月のレッズレディース戦以来。あの時は浦和に圧倒されてましたが今回は下位の相手とあってどうなるかと見守ってましたが…

※(関連記事)浦和レッズレディースvs岡山湯郷Belle
http://otabanushi.blogspot.jp/2012/05/vsbelle.html




今回はバックスタンド最前列で観戦。相変わらずピッチが近くて良いスタジアムです。

両チームには力の差があるので、今回はのんびり観ようと思ってましたが予想通り、エルフェンは守りに追われる展開が多くなりました。
攻撃に関しては、前に1人2人しかいないFWめがけて蹴りだす。もしくはサイドの選手が単独で突破を図るだけという有様。これでは厳しいですねぇ。

湯郷Belleの絶対的選手の宮間あやに対しても、案外プレッシャーが緩く、わりかし楽にプレーさせちゃった感じ。
前半20分。直接フリーキックの場面では、「なんか決まりそう…」と思ってたらあまりにもあっさりと決まって感嘆の声がそこかしこから上がりました。毎度毎度恐ろしい精度だ。

エルフェン狭山も頑張りを見せて、ここまでも左サイドをたびたび突破していた10番の渡辺彩香がサイドから持ち込んで、(珍しく)それをサポートに来た選手が中央に折り返し、こぼれた球をDFの矢島由紀(初代イエローフォー?w)が豪快に蹴り込んで同点に追いつきます。いいミドルでした。
前半はこのまま折り返します。エルフェン狭山の見せ場はココまででした。
後半に入るや否や、湯郷Belleのゴールラッシュ。65分までに立て続けに3得点。いずれもセットプレーが起点になってのものです。
65分に点を取られた直後にエルフェン狭山もどさくさ紛れ的に1点返しますが、さらにその2分後にまた失点…

とにかく、宮間がFKを蹴ると、どんなに遠くからでもゴールチャンスに結びついてしまう恐ろしい状況でした。これを観られただけでも1000円の価値はあるというものです。
湯郷Belleの5点目を決めたFW松岡実希。
プレー自体はどうでもいい(失礼!)のですが、走り方が足を全く上げずに、摺り足と言うか、まるで早歩きしてるみたいな妙な走り方でやたら印象に残りました。
レッズレディース戦で観た時は、ひたすらDFに潰されてるくらいしか印象がなかったんだけども。

U20女子W杯で活躍した(かどうかは微妙だけど)ヤングなでしこの横山久美も後半途中から出場。
出てきてまもなくは、ボールをロストするわ、好き勝手なミドルを連発していずれも明後日の方向にいくなど、顔をしかめさせるプレーが目立ちましたが、時間が進むにつれてプレーの内容が目に見えて良化していきました。トラップはこの日に出た選手で一番上手かったですな。
パスセンスもなかなかのものを見せ、87分にはドリブルで切れ込んでゴール!
リーグ最終戦での初ゴール、おめでとうございます!!
一応これも載せとこう(笑)
結局湯郷Belleが圧勝。エルフェン狭山はFC高梁(西川明花がいるチームなのね)との入れ替え戦にまわりますが、うーん、大丈夫かなぁ…?

選手がハイタッチで見送ってくれます。先週のレッズレディースの時と違って、知ってる選手がまるで居ないけど、試合終わってすぐで大変だろうに。ありがたいなぁ~。

入れ替え戦はぜひ勝ち残ってほしいですね。熊谷で試合するなら応援に行くんだけど(笑)