日本側ゴール裏は超満員。ナイジェリアサポも集団でやってきていました。鳴り物応援で陽気やね~。
入場者は29427人(場内発表)。3万人には届かなかったけど大したものです。
決勝には進めませんでしたが、立派に最大試合数を戦ったヤングなでしこ。
ここまで実に楽しいサッカーを見せてくれました
さてキックオフ。
ドイツに比べると、予想通りナイジェリアのプレッシャーはやや緩く日本も十分対応できている感じでした。
フリーキックで得体の知れないフェイクを掛けられてキーパーの池田が幻惑されるもののポストに救われる。という場面もありましたが…
なんだかキーパーが吹っ飛ばされたように見えてしまったのは、ゲームの「キャプテン翼」をやりすぎた世代だからでしょうか(笑)でも、マンガチックなシュートだよな~。
前半は1-0で終了。
ハーフタイムでは、幼女のサッカーチーム(?)がブラッター会長をはじめとするFIFAのお偉いさんがたになにやら贈呈して記念撮影。
「ぶらったーかいちょうどうもありがとう!」の合唱に和みました。
日本サッカー協会の元会長、岡野さんの姿も。
前半の終了ちょっと前に、ほとんどゲームの展開に乗れていなかった横山が早々に交代して柴田の投入。
後半開始とともに道上に変えて西川投入。
この2人が絡んで後半すぐに点取ったので采配的中と言えるのかもしれませんが、いきなり2枚変えるとかちょっとバクチすぎてヒヤヒヤします(笑)
2点目の柴田→西川のゴールは、シドニーオリンピック南アフリカ戦の中田英→高原のゴールをちょっと思い出しました。
柴田華絵のジグザグにスラロームするドリブル、ラストパスも絶品でした。
1点返されたものの、守備陣はかなりの奮闘。終盤はナイジェリアに押されましたが、本家なでしこが乗り移ったかのごとき凌ぎをみせて見事に勝利!
終了直前、猶本がフラフラになりながらも相手に喰らいついて行く姿には熱いものを感じてちょっと感動(片手で振り払われてたけど)
終了5分前くらいから、観客からのカウントダウンのような手拍子が。すごく独特な雰囲気になって、こういう場面を味わえたのは実に得がたい体験でありました。
ナイジェリアの選手は終了とともにガックリと崩れ落ちます。
個人的には土光が準決勝とは別人のように良かった(失礼!)印象で、年齢もまだ16歳の飛び級ですし、今後が非常に楽しみです。
しかし、2-0から1点返されるとどうしてこうも不安になるものなのでしょうか?(笑)
選手も笑顔です。勝てて安心もあるのかな。
メインスタンドに愛想をふりまく田中陽子。大会通じてすばらしいパフォーマンスでした。
今後は女子サッカー界を背負う存在に育ってほしいものです。
この日が誕生日だったらしく、ゴール裏から花束とプレゼント贈られたキーパーの池田。
すばらしいバースデーですね。いいシーンです。
ともかく3位おめでとうございます!!アメリカ、ドイツの女子サッカー双璧に対して、日本が着実に肩を並べつつあるのを感じますね。
(決勝に続きます)