2021年5月16日日曜日

ケイブルグラム、京都ハイジャンプ8着。

ケイブルグラムが、15日の中京8レース京都ハイジャンプ(芝3900m)に出走しました。

近況コメントからは、あまり好調な感じも受けませんでしたがやはり良績のある中京で期待はありました。
いつものように後方から進めるものの、通常なら押し上げていくあたりで逆に下がってしまい、11頭立ての8着に終わりました。
まあ、GII8着ですから最低限の賞金は持ってきてくれたので良しです。

陣営のコメントは以下の通り。
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21/5/15  高橋文厩舎
15日の中京競馬ではゆっくりとしたスタートから少しずつ進めて徐々にポジションを上げていったが2周目の勝負どころあたりから手ごたえが怪しくなり出し、何とか粘ろうとするも8着。

「コンディション的には何とか間に合ったかなと思っていたのですが、いざ競馬となるともうひとつでしたね…。思うように進んでいかないし、そう思ったら変なところでハミを噛んでしまったりと自分でリズムを崩しているような走りをしていました。同じ中京の舞台で2着したときは一度使って上手く状態が上がっていて、今回よりも状態が良かったというのもあるのでしょうけれども、それにしても今回は走りのリズムが良くなかったです。まるで未勝利時代のような感じでしたね…う~ん…。メンタル的に前走時のダメージが抜けきれていなかったのでしょうか。一度使ってあがってくるようならばいいのですが、もうひとつと思えるようならば続けて使っていくのは良くないでしょうし、肉体面も含めて時間をかけて状態を見ていき、どうしていくか検討したいと思います。いい結果を出すことができず申し訳ありませんでした」(高橋文師)

前走は近走のなかでは特に具合が良かったものの大障害とあって流石に厳しい結果となりました。その後は疲れが出て立て直しに時間を要しましたが、前走時ほどではないものの悪くない出来で臨めたように思えました。何とか見どころのある走りを見せてもらえたらと期待していましたが、残念ながら長距離戦が堪えたか、徐々に押し上げていくいつものスタイルにも関わらず勝負どころでは手ごたえがなくなってきていました。もしかしたら暮れのダメージが尾を引いて思っている以上に復調しきれていなかったのかもしれませんし、立て直してまた巻き返してくれることに期待をしたいと思います。まずはレース後の状態を慎重に確認してからどうしていくか判断していきます。
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うーん、仕上がり途上なのかはたまた疲れが残っていたのか……?
距離もちょっと長いかも。
なんども叩き落されてから這い上がった馬なので、一度の惨敗でどうこうはありませんが、また立て直して新潟あたりでいい走りを。