2018年6月10日日曜日

グローブシアター、前走と同じ形で2連勝を挙げる。

弟のサートゥルナーリアの影にすっかり霞んでしまいましたが、グローブシアターが9日の阪神10レース三田特別(芝2400m)に浜中騎手で出走しました。
降級直前に勝って再度同条件での出走ですが、メンバーはブラックプラチナム、スプマンテ、テーオーフォルテ、ヒシマサル(直前に取り消し)など前走より遥かに強力なメンバー

前日は雨だったもののレース前には馬場は良に回復。体重は-8キロで、せっかく増えた分がそのまま減ってしまいました。

スタートすると前走と同じように好スタートからハナを主張。同じキャロットのアインザッツが2番手でピタッと止まってくれ、スローのまま淡々と進んで行きます。
4コーナーでは他馬が迫ってきますが、そこからスパートして上がり最速で引き離し楽々逃げ切って4勝目をあげました!



陣営のコメントは以下のとおり。
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6/9  角居厩舎
9日の阪神競馬では好スタートから出たなりでジワッと前を伺い、先手を奪う。そのまま後続を引きつけつつ進むと、直線半ばで突き放して優勝。

「スタートをうまく出てくれて、無理せず行き脚がついて先手を奪う形になりました。道中はマイペースで運べましたし、最後までしっかりと脚を使ってくれましたね。前走は雨で道悪でしたが、今日のような上がりが速い競馬でも対応できたのは大きいですね。クラスが上がると楽に自分のリズムでは行かせてくれないでしょうから、馬群で運んでみてどうかが今後の課題だと思います。今日はありがとうございました」(浜中騎手)「ありがとうございました。いい状態でレースに臨めましたし、ジョッキーがうまく手の内に入れてくれていてスムーズな競馬ができましたね。ようやく本格化してきたのかなとも思いますが、カイバを食べているわりに馬体は減っていましたし、まだこれから良くなりそうです。今は無理をさせず、いったん放牧に出す予定です」(角居師)

前走は雨で悪化した馬場がプラスに出て、圧巻の逃走劇を見せてくれましたが、良馬場の今回もきっちり対応して勝ち切ってくれました。ジョッキーの言うように、今後上のクラスに上がって揉まれる競馬になった時にどうかなど課題はありますが、馬自身力をつけてきているのでしょうし、今後の活躍に期待したいと思います。この後はいったん放牧に出してリフレッシュさせる予定です。
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前走と全く同じ形での勝利となりました。
体重減ったのはイヤですが、ステイヤー路線で逃げる形に活路を見出した今、さほどボリューミーな馬体は必要ないし、ネックだった大人しい気性が逃げ馬としては幸いしているので、どうかこのまま順調に…

このメンツに楽勝したので昇級後も問題ないでしょう。しかしこの路線、上のクラスはホント番組がない。