2017年8月23日水曜日

「エイケンアニメ展」と「マツオヒロミ×大正恋愛事件簿」を見ました。

荒川区の「ゆいの森あらかわ」で10月9日まで開催中の「エイケンアニメ展 ~あの名作は荒川区で生まれた~」を見てきました。
https://animeanime.jp/article/2017/07/18/34662.html
都電が走るのどかな町を歩いてると、突然あまりにも立派すぎる建物が出てきて驚くのですが、今年の3月に開館したばかりなのですね。

展示は撮影禁止なんですが、まあエイケンの作品年表にしたがって、仙人部落、鉄人28号、エイトマンを3か月連続で開始したことや、68.69年にはサスケとカムイ外伝。
私の好きなサスケのセル画は2点あって、片方は血の雨が降ってくるところでした(笑)
69年のサザエさん開始以降は負担が大きすぎるのか、他の作品は数える程度になってしまいますが、ハーイあっこです、コボちゃん、クッキングパパ、ぼのぼの…と、一本筋が通った感じのラインナップ。
部屋の反対の一角には「六三四の剣」「ガラスの仮面」「UFO戦士ダイアポロン」が固まってましたが、どうもこの3作の異色感がすごい。ダイアポロンのセルはやけに状態が良いのが印象的でした。

ジムボタンとドタンバのマナーの展示がなかったのは残念。

続いて、弥生美術館の「『命短し恋せよ乙女』 ~マツオヒロミ×大正恋愛事件簿~」へ。
http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/yayoi/exhibition/now.html
マツオヒロミさんの絵をTwitterで見て、いいなあと思ったので行ってみました。
絵を展示するイベントかと思いきや、平塚らいてうや与謝野鉄幹・晶子、竹久夢二とお葉、有島武郎情死事件など、大正~昭和期にかけた恋愛に関する事件のあれこれの解説がメイン。もちろん、絵の方も大きくスペースを割かれていましたけども!
全然疎いので勉強にはなりますがアウェー感がひどい…

展示では「挿絵と共に読む大正・昭和の恋愛小説」がなかなか面白かったです。
それにしてもマツオヒロミさんの絵は美しいねえ。