2017年3月6日月曜日

グローブシアター、惨敗でクラシック出走権取れず。

5日の中山11R弥生賞(G2 芝2000m)にグローブシアターが出走しました。
ドスローが予想される中、2枠3番の好枠を引きますが体重は前走から-4とまたしてもマイナス体重。なぜ2連続で関東遠征なんだ…。

スタートに不安は無い馬なのでまずまずのスタートを切ると、川田が促して行きますが行きっぷりが悪くて中団から。
予想通りのドスローになるも終始手応えは悪く、直線では12番の後ろに突っ込んでしまい立て直す(たいした不利ではないが)こともあって伸びに欠け8着に終わりました。



陣営のコメントは以下のとおり。
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3/5  角居厩舎
5日の中山競馬ではスタート後に促して行くが、思っていたほど進まずに中団を追走する。また、勝負どころでは早目に手が動いてしまい、直線でも目立った脚を使えずに8着。

「ゲートを出てから位置を取りにいったのですが、なかなか進んで行きませんでした。普通なら最初のコーナーでペースが落ち着きますし、テンに出していっているので引っ掛かってもいいくらいなのに、まったくそう言うところがなく、そこでもまだ手綱を持てるほど構えられませんでした。向こう正面でようやく持てるタイミングはあったものの、脚を溜められているなというほどの手応えではなく、コマノインパルスが外を上がっていったので手応えに余裕があれば相手を外に張っていけるところでも、そこまで強気にいけるまでではありませんでした。3コーナーあたりからはむしろ早目に肩ムチを入れていったほどです。最後もバテてはいないけど、かと言ってギュンとは脚を使えなかったですね…。まだ成長途上でこれから変わってくれる面もあるのでしょうが、今日は何とか権利だけは獲りたかっただけに、力になれず申し訳ありませんでした」(川田騎手)


「川田ジョッキーが実戦で乗るのは初めてでしたが、レース後の話では返し馬では大きくていいキャンターをできていて、ポケットで待っている際も程よい緊張感を保てて、いい雰囲気で臨めたとのことでした。それなのでゲートを出てから促して行っていたのでもう少しいいポジションを取れてもいいのですが、理想ほど進んで行けず、道中、勝負どころに関してもすごく脚を溜められているなという手応えには見えませんでした。ペースがそこまで流れていなくても、結果的には忙しいようにも感じてしまいましたから、まだ動き切れないところもあったのでしょうか。悩ましいですね…。春の大舞台につなげるためにも何とか上位には食い込みたかっただけに、いい走りをお見せできず申し訳ありませんでした。現状では一戦一戦力を付けていく必要もあるのでしょうが、まずはレース後の状態をしっかりと見させていただいて、どうするか考えていきます」(角居師)


折り合いがつきやすい点はいいことですが、今日の競馬ではむしろ進みっぷりがもうひとつな走りになってしまいました。現状ではまだ成長途上で動き切れず、余計に気持ちの面で前向きになれなかった可能性もありますし、結果を踏まえても経験を重ねつつの変わり身が必要になりそうです。血統的な期待は大きいだけに悩ましくもありますが、ひとつ勝っている馬でもあるので、先を見据えながらジックリと成長を促していきたいところです。この後はレース後の状態や番組を見た上で検討していきます。
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ドスローだったこともあり、タイム的には大して差が無いものの内容は悪く、これで春のクラシックは絶望的となりました。
エアウィンザーといい、キセキといい、角居厩舎は格上挑戦失敗ばかりですね。

ダービーとか言ってられる身分じゃなくなったので、もう秋を見据えて計画を立てたほうがいいと思います。

ハァ…、なんで弥生賞だったのか……。