2016年5月27日金曜日

今週の愛馬近況

いよいよ今週はダービーですが、一足先に大一番を終えてしまったのであまり関心が向きません…。
今年は蛯名騎手が悲願を達成することになると思いますが、武豊・蛯名世代もすでに47歳。
ウイニングチケットの時の柴田政人よりも年上になってしまったのですね。
そう考えるとここは勝ってほしいもんです。


そして今週の各馬近況。
アウェイクはさすがに疲れや傷みが出た模様、G1ですからそれも止む無しです。向きそうな新潟あたりで復帰できれば。
アロヒラニ
5/24  NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン15秒のキャンター調整を取り入れています。
「先週はゆったりと動かして調整をしていましたが、この中間より乗り出しています。今朝はセルバンテスと一緒に坂路入りしましたが、脚取りは変わりありませんし、順調に進め出せていますよ。早ければ夏の前半戦を狙うことになるかもしれませんから、しっかりと乗ってスムーズに送り出せるようにしていきたいですね」(天栄担当者)


ピグマリオン
5/24  NF天栄
周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。
「しっかりと動かしてきていますが、良い意味で変わりない状況ですよ。厩舎からはそろそろ移動を考えたいという話をもらっていますし、移動に向けて最終段階に入っていかなければいけませんね。このあとも馬の体調、精神面をよく確認しながらしっかりと乗って態勢を整えていきます」(天栄担当者)


ベルディーヴァ
5/24  NFしがらき
周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。
「先週の金曜日にこちらへ到着しており、馬体に異常がないことを確認してから乗り出しています。今回はそう長いお休みにはならないと聞いているところですが、前走は輸送でだいぶ馬がイレ込んでしまっていたようですし、そのあたりは十分に注意して動かしながらもしっかりとリフレッシュさせていきたいと思います」(NFしがらき担当者)


ケイブルグラム
5/25  国枝厩舎
25日は軽めの調整を行いました。
「先週は無事に勝つことができてホッとしたというのが正直な気持ちでしたね。応援いただきましてありがとうございました。本音を言うと、追い切りは皇成がビッシリと動かすハードな内容だったので、レース前に反動が大きくなってしまうのではないかと心配もしていたのですが、それを乗り越えてくれましたね。堪えている部分もあったと思うのですが、それを耐えられる心臓の強さというのがこの馬の良さなのでしょう。そのような悪くない状態でレースへ向かえただけでなく、もちろんブリンカーも利いたのでしょうし、ダートも良かったのでしょう。ついルージュバックの存在があるので芝を意識しますが、血統的にはダートで変わって不思議じゃなかったわけですからね。とにかく、うまく行って良かったです。レース後の様子はまずまずですね。疲れがないというとウソになってしまいますが、脚元などに大きなダメージを抱えているということは現時点でなさそうです。番組を見るとまたすぐ行きたいなという考えもなくはないのですが、あれだけタフなことをやったあとですから、馬のことを第一に考えるとここはちょっと息抜きさせるべき時かなという気もしています。一応、もう少し手元で回復具合を見てから判断をしたいと思っていますが、今のところはいったん放牧に出すことになるかなと考えています」(国枝師)


アウェイク
5/26  NF天栄
25日にNF天栄へ放牧に出ました。
「先週は良い競馬をしたかったのですが、思うようにいかず申し訳ありませんでした。ただ、上半期はここを目標にして馬にもスタッフにも頑張ってもらっていましたし、会員の皆様にも応援いただいていたので、あの舞台へ連れていくことができたことは素直に嬉しかったです。今後も良い競馬をお見せできるようにしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。レース後ですが、ちょっと疲れたのか球節の前面に炎症が出ていて、いくらか骨膜が見られる状態でした。あと、右前脚の外側、副管骨部分にも骨膜炎が出ていて、少し大きくなっているということでした。いくらか気にするくらいで大ごとではなかったのですが、ここは頑張ってくれた後でもありますし、そういった疲れをケアするために一度放牧に出すことにしました。500万下クラスの身なので早めに卒業させたいという気持ちはあるのですが、馬の状態が良くないとそれも望めなくなりますからね。今の時点では次をここと決めつけず、馬の様子をもとに考えていければと思っています」(斎藤誠師)